日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年1月5日金曜日

◆内田復帰「全力で」 J1鹿島発表、完全移籍(茨城新聞)




J1鹿島は3日、ドイツ2部のウニオン・ベルリン所属の元日本代表DF内田篤人(29)が完全移籍で加入すると発表した。ウニオン・ベルリンからは2日夜(日本時間)に発表されていた。

帰国時に必ずクラブハウスを訪問するなど、良好な関係にあった古巣に約7年半ぶりに復帰が決まり、内田は「鹿島へ帰ってくることになりました。移籍した時からまた鹿島でプレーしたいという思いは常にあり、ドイツにいる時もずっと応援していた」とコメントした。

鹿島は、内田が2015年に右膝を手術して長らく実戦から遠ざかったため、術後経過を見てきた日本代表のドクターから意見を聞くなど、獲得に向けて慎重に調査を行っていた。鈴木満常務・強化部長は「コンディションをしっかり整えれば十分戦力になる」と判断。今冬に獲得のオファーをしていた。

鹿島は昨年のリーグ戦で最終節で首位の座から転落するなど、勝負強さを欠いた。鈴木部長は「鹿島の伝統をよく理解しているし、海外に出てワールドカップにも出場した。そういう選手が周りに与える影響も大きい」と、在籍時リーグ3連覇に貢献した右サイドバックに期待を寄せる。

“常勝鹿島”復活の切り札としての期待がかかる内田は「伝統あるこのクラブの選手として、どう振る舞い、どういう姿勢で戦うべきか理解はしている。チームメートでよき先輩だった大岩剛監督の下で、鹿島のために仕事ができるよう全力で頑張る」と、意欲を示した。


(藤崎徹)

内田復帰「全力で」 J1鹿島発表、完全移籍

2016年の帰国時に鹿島のクラブハウスでファンとの記念撮影に応じる内田篤人

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