日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年1月31日日曜日

◇G大阪、新スタジアム初戦のチケットがほぼ完売(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20160128/jle16012819010002-n1.html

 4万人を収容するJ1のG大阪の新本拠地、市立吹田スタジアムのこけら落としとして名古屋と対戦する「パナソニック・カップ」(2月14日)の入場券が28日までにほぼ完売した。伊藤事業部長は「皆さんの期待の高さだと思う。この勢いでJ1開幕の鹿島戦(2月28日)も行きたいですね」と話した。

 ファンクラブ向け先行販売に続き、25日から一般販売したが、関心が高く、車いす席を除く約3万8000席が早くも売り切れた。(共同)

◇【U23】東京五輪予選出る!開催国枠あるも公式戦限られ(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20160130-OHT1T50184.html

 日本サッカー協会が20年東京五輪世代の代表チームを、次回20年の五輪予選を兼ねたU―23アジア選手権に出場させる方針であることが30日、分かった。日本は五輪開催国枠で7大会連続の出場が確定済みで、上位チームに五輪出場権が与えられる同選手権に参加する必要はないが、協会幹部は参戦を検討。自国開催の五輪で好成績を残すため、貴重な“ガチンコ勝負”の機会を求めていく。

 今回のU―23アジア選手権は30日に閉幕したが、前評判の低かった日本が勝ち進むごとにチーム力を高めた事実を日本協会は重要視。協会幹部は「次回も出る。1次予選を通過すれば(五輪開催年の)最終予選にも出ることになる」と参加を明言。東京五輪まで公式戦が限られていることもあり、五輪出場権を確保する必要がなくても、参加する意味は十分にあると力説した。

 アジアの五輪出場枠は00年シドニー大会から4大会連続でホーム&アウェーのリーグ戦方式が採用されてきた。だが今回は20年ぶりに集中開催。その背景は政治力がちらつく。長丁場のリーグ戦方式では総合力の高い日本、韓国が出場権を“独占”する傾向が強く、不満を持った西アジア勢が不確定要素の高い集中方式を提案し、採用に持ち込んだ。地の利がある中東で上位独占を狙ったが、最終的には日韓が決勝を戦う結末になった。

 さらに同選手権は偶数年の隔年開催で14年に始まったが、次回20年から五輪イヤーの4年に一度に変更。最初の2回(14年オマーン、16年カタール)は西アジア、今後2大会は東アジアという原則通りなら次はアジアの東地区開催が有力で、日本開催の可能性もある。

 その場合は五輪本大会と同じ16チームによるグループリーグ戦→トーナメントの方式で、メダル獲得の格好のシミュレーションを地元で行える。また同選手権以外ではこの世代の公式戦は、18年のアジア大会(インドネシア)のみ。20年に行われる同選手権は、五輪本番前にチームの完成度を測るこれ以上ない舞台になる。

 ◆開催国の五輪予選出場 欧州ではU―21欧州選手権が五輪予選を兼ねており、04年アテネ大会の開催国ギリシャは同年ドイツ大会に参加。この年はギリシャが開催国枠のため欧州の枠は4から3に減った。(当時は五輪本大会直前に開催。07年から前年開催)

◆U23のOA枠候補にG大阪・東口 ケルン大迫もリスト入り(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/01/31/kiji/K20160131011951590.html

U―23日本代表のオーバーエージ枠候補に挙がるG大阪・東口

 リオ五輪に出場するU―23日本代表のオーバーエージ(OA)枠の候補にG大阪の日本代表GK東口順昭(29)が挙がっていることが分かった。

 手倉森監督は以前から「(本大会出場18人)全員がU―23世代でいけることが理想」としながらも、目標である本大会でのメダル獲得のため、チームの立ち上げ時から日本協会と話し合い、OA枠の使用を模索してきた。「次代の日本代表を担う選手」を条件にリストアップしており、関係者によれば指揮官は東口のプレーを高く評価。名前を連ねているという。

 また、ケルンのFW大迫勇也(25)もリスト入り。しかし、リオ五輪は国際Aマッチデーに行われないため、協会側に選手の拘束力はない。霜田技術委員長が「欧州クラブは出してくれるか分からない」と話すように招集に動いた場合でも、実現には高いハードルを越える必要がありそうだ。

 日本協会は今後、強化部会を開き、OA枠の使用可否を検討。その後、強化担当者会議で各クラブの承認を得る考え。2月中に方向制が決まる。

◆U-23韓国vsU-23日本 試合記録(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?182048-182048-fl

【AFC U-23選手権決勝】
韓国 2-3(前半1-0)日本

<得点者>
[韓]クォン・チャンフン(20分)、チン・ソンウ(47分)
[日]浅野拓磨2(67分、81分)、矢島慎也(68分)

<警告>
[日]山中亮輔(23分)、岩波拓也(86分)

<出場メンバー>
[U-23韓国代表]
先発
GK 1 キム・ドンジュン
DF 2 シム・サンミン
DF 3 イ・スルチャン
DF 4 ソン・ジュフン
DF 5 ヨン・ジェミン
(83分→DF 15 チョン・スンヒョン)
MF 6 パク・ヨンウ
MF 7 ムン・チャンジン
MF 8 イ・チャンミン
(79分→FW 11 キム・スンジュン)
MF 10 ユ・ソンウ
MF 22 クォン・チャンフン
FW 18 チン・ソンウ
(78分→FW 9 キム・ヒュン)
控え
GK 21 イ・チャングン
GK 23 ク・ソンユン
DF 12 ク・ヒョンジュン
DF 13 パク・ドンジン
DF 16 ワン・キーウック
MF 14 イ・ヨンジェ
MF 17 ユ・インス
MF 19 カン・サンウ
監督
シン・テヨン

[U-23日本代表]
先発
GK 1 櫛引政敏
DF 4 岩波拓也
DF 5 植田直通
DF 6 山中亮輔
DF 12 室屋成
MF 3 遠藤航
MF 8 大島僚太
(60分→FW 16 浅野拓磨)
MF 10 中島翔哉
MF 21 矢島慎也
(75分→MF 14 豊川雄太)
FW 11 久保裕也
FW 20 オナイウ阿道
(46分→MF 7 原川力)
控え
GK 22 杉本大地
GK 23 牲川歩見
DF 2 松原健
DF 13 奈良竜樹
DF 15 亀川諒史
DF 17 三竿健斗
MF 19 井手口陽介
FW 9 鈴木武蔵
監督
手倉森誠

◇優勝の日本、フェアプレー賞も受賞…MVPは背番号10中島翔哉(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20160131/396967.html



 AFC U-23選手権カタール2016(オリンピック・アジア最終予選)決勝が30日に行われ、U-23日本代表とU-23韓国代表が対戦。日本が0-2から逆転を果たし、3-2で勝利を収めて優勝を決めた。

 試合後、アジアサッカー連盟(AFC)が大会最優秀選手賞(MVP)とフェアプレー賞を発表。MVPにはFC東京MF中島翔哉、フェアプレー賞にはU-23日本代表が選出された。

 中島は今大会、グループステージ第2戦のタイ戦を除く5試合に出場。準々決勝のイラン戦では延長戦で2得点を挙げ、チームの勝利に貢献した。また、フェアプレー賞を受賞した日本は今大会、全6試合で計7枚のイエローカードを受けたが、退場者や累積警告による出場停止処分を受けた選手はいなかった。

2016年1月30日土曜日

◆水戸契約満了の小谷野は鳥取へ「チャンスを頂いたクラブに感謝」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?181968-181968-fl

 ガイナーレ鳥取は29日、水戸ホーリーホックを契約満了となっていたMF小谷野顕治(27)を期限付きで獲得したと発表した。背番号は8となる。

 同選手は鹿島の下部組織出身で2007年にトップチームに昇格。12年に新潟に移籍し、14年から水戸でプレーしていた。

 クラブを通じ「このようなチャンスを頂いたクラブに感謝して、チームの力になれるように精一杯努力していきたい」と意気込みを語った。

◆【甲府】ジウトン、開幕戦バースデー弾狙う!2・27第2子出産予定日(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20160129-OHT1T50120.html



 2016年のJ1開幕まで1か月。ブラジルのCAメトロポリターノから今季、ヴァンフォーレ甲府に移籍したDFジウトン(26)は08年から10年まで、C大阪~新潟~鹿島で活躍した元Jリーガー。アウェーで神戸と戦う開幕戦の2月27日はブラジルにいる妻の第2子出産予定日。生まれてくる子供へ、開幕ゴールを届けることを誓った。(構成・尾田 敏成)

 ―甲府からオファーが来た時は?

 「本当にうれしかったです。もう一度日本で、という気持ちが強かったので迷わず決断しました。今までプレーしたクラブ(C大阪、新潟、鹿島)と同じように活躍できるように頑張りたいと思います」

 ―甲府の印象は?

 「08年(J2・C大阪在籍時)に対戦したことがあります。J1に昇格し、この3年間残留し続けている。あの頃から大きく飛躍を遂げたクラブだと思います」

 ―さらに成長していくためには?

 「選手、スタッフ、サポーターの皆が頭に入れておかなければならないことは、ビッグクラブのようなプライド、野心を持って戦う、ということです」

 ―練習に合流してみて?

 「佐久間監督は厳しい人。練習を何度も止めて説明して選手に浸透させる、戦術家です。今はそれらを学び、吸収してチームでステップアップしているところです」

 ―かつて日本で活躍した時からどう変わった?

 「昔は若さが武器でした。今はいろいろな経験を重ね、メンタルの部分で成長しました。動くより考えることの方が大事だと気づき、判断力がついたと思います」

 ―甲府でどう生かす?

 「まずコンディションを100%にして、監督の戦術に忠実なプレーをしたいです。作戦に慣れるのは早いほうなので。堅い守備と豊富な運動量を武器にした、激しい上下動のプレースタイルを出していきたい。アシスト、ゴールにも積極的に関わっていきたいです。FKも距離に関係なく得意なので、決めたいです」

 ―日本語は?

 「マアマア(笑い)。少しずつ思い出していきたいです。好きな日本語は『キモチイイ』かな(笑い)。発音がかっこいいから。日本食も大丈夫。カレーライス、すし、みそ汁が好きです」

 ―家族は?

 「タビタという名前の30歳の妻と、ブレンダという名前の5歳の女の子がいます。実は、開幕戦の2月27日は2人目の子供が産まれる予定日でもあるんです。イザキという名前を考えています。パパとして絶対得点を決めて、赤ん坊に(妊婦がお腹をさするしぐさをしながら)ゴールパフォーマンスを届けたいですね」

 ―目標は?

 「優勝。今までの経験を生かした最高のパフォーマンスを約束します」

 ◆ジウトン 1989年3月25日、ブラジル・マットグロッソ・ド・スル州生まれ。26歳。FKも得意なDF。2008年にポルトアレグレと契約。同年8月にC大阪、09年新潟、10年鹿島へそれぞれ期限付き移籍。その後ブラジルのクラブを渡り歩き、今季甲府に完全移籍で加入した。J1、2通算58試合出場4得点。趣味は音楽鑑賞。184センチ。74キロ。家族は妻と1女。

◆タイの皆さん、ごめんなさい(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/column/writers/news/1598353.html

 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選を取材していて、文化の違いを痛感し、タイの皆さんに申し訳ない気持ちになりました。

 16日付の紙面で、U-23(23歳以下)日本代表MFの豊川雄太選手(21=岡山)について次のような記事を掲載しました。


 ◇  ◇  ◇  ◇ 

 本家本元のジーコ・スピリットを示す。今日16日に戦うタイのキアティスク監督は、現役時代に同国代表で131試合70得点。出場数、ゴール数ともに同国歴代最多を誇り「タイのジーコ」の異名を取る。これを伝え聞くと、13年から3シーズン鹿島に所属した男として「ジーコに失礼でしょ」と即答。「本当の魂を見せますよ」と燃えた。タイは14年12月の遠征で対戦し、代表初ゴールを決めた相手。「とにかく点を取る」と意気込んだ。

 ◇  ◇  ◇  ◇ 


 五輪最終予選を兼ねるU-23アジア選手権の、1次リーグ第2戦タイ戦に向けた記事です。その中で「ジーコに失礼でしょ」と、豊川選手が発言したことに、キアティスク監督を国民的英雄とあがめるタイ国内で、批判の声が上がっていると聞きました。

 記者は「『タイのジーコ』の異名を取る」と書きましたが、タイにはニックネーム文化があり、異名ではなく「正統な名前」の1つだと、関係者に指摘されて初めて知りました。

 タイの文化に対する理解が足りなかった記者が「ジーコを名乗られては、本家も黙っているわけにはいきませんね?」と質問し、豊川選手が答えた。これが記事掲載の経緯です。

 ご存じの通り、鹿島にとってジーコ氏は特別な存在です。「献身、誠実、尊重」のジーコ・スピリットが根付くクラブに豊川選手は昨季まで所属。鹿島の担当記者の私としては「ジーコといえば鹿島」という思いがあり、豊川選手に質問しました。もちろん豊川選手に悪気はなく、記者の質問に対し、ジーコ氏やクラブに対する愛を強調しただけです。

 見識に欠ける質問をした私の記事のせいで、タイで批判の声が上がっているようだと豊川選手に伝えると「もし自分の発言で気を悪くされた方がいたら申し訳ありません」とコメントしていました。私も、記事を読んで気を悪くした方々に改めておわびします。

 特に国際大会では、しばしば対戦相手を敵と見て報道してしまう場合がありますが、敬意を払うことを忘れてはいけないと、あらためて思いました。ジーコ氏が言う「誠実」や「尊重」の姿勢を心掛けて取材を続けたいと思います。【木下淳】


 ◆木下淳(きのした・じゅん)1980年(昭55)9月7日、長野県飯田市生まれ。早大4年時にアメフットの甲子園ボウル出場。04年入社。文化社会部、東北総局、整理部を経てスポーツ部。鹿島、U-23代表担当。タイ訪問はバンコク2回、プーケット島2回。

◆腰に張りの豊川、決勝出場へ意欲「どうなってもいい」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20160128/jpn16012823370011-n1.html

韓国との決勝に向けた練習で、別メニューで調整する豊川=ドーハ(共同)

 サッカー男子のリオデジャネイロ五輪最終予選を兼ねたU-23(23歳以下)アジア選手権で、6大会連続10度目の本大会出場を決めた日本は28日、ドーハで韓国との決勝に向けて調整した。

 腰に張りを訴えている豊川(岡山)と、左太もも裏に違和感のある亀川(福岡)は全体練習には合流しなかったが、個別に取り組んだランニングの強度を上げるなど決勝を見据えた練習に熱がこもった。

 豊川は「試合に出れば関係ない。(腰は)どうなってもいい」と意欲を示し、亀川は「決勝のために準備している。ピッチに立てば言い訳はできない」と表情を引き締めた。

 日本協会によると、鈴木は宿舎でも体を動かさずに静養した。韓国戦の出場は厳しそうだ。(共同)

◆櫛引 誕生祝いの完封だ!「こんな形で迎えられるとは」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/01/30/kiji/K20160130011947210.html

U―23アジア選手権決勝  日本―韓国 (1月30日  カタール・ドーハ)

29日に23回目の誕生日を迎えた櫛引

 GK櫛引は、29日に23回目の誕生日を迎えた。五輪切符を獲得していなければドーハで迎えられなかっただけに、「一番不安があった誕生日。こんな形で迎えられるとは思わなかった。いい形で迎えられる」と話した。 

 日韓戦も先発が有力。今大会、存在感を見せる守護神は「どんな形でも変わらない。自分たちと相手が(ピッチに)いるだけ」と冷静に決勝を見据えていた。 

◆U23櫛引「今までで一番不安な誕生日だった」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/u23/news/1598348.html

 U-23(23歳以下)日本代表GK櫛引政敏(鹿島)が29日、23歳の誕生日を迎えた。

 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選を兼ねるU-23アジア選手権の決勝となる韓国戦(30日)に向けて、ドーハ市内で遠征最後の練習を行った。

 櫛引は「どういう形で迎えられるか分からなかったので、今までで一番不安な誕生日だった。でも、こういう形で迎えられて良かった」と、胸をなで下ろした。

 大会中はMF南野、MF矢島、MF大島が誕生日を迎えた。それぞれの誕生日会で一発芸を担当しているDF三竿は「もう勝利のルーティーンになっている。でも(最後の一発芸に向けて)ピリピリムードです…」と、大仕事を思案していた。

 この日はFW鈴木が別メニューで調整。手倉森監督は「鈴木は(決勝に)けがで出られない」と明言している。練習は、冒頭25分が公開された。

◆1人しか出られない特別なポジション…U-23代表GK3人衆「2人へのリスペクトは忘れない」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?182002-182002-fl



 GKは1人しかピッチに立てない。フィールドプレーヤーは10人がピッチに立てることを考えれば、少ない数字だろう。しかし、リオデジャネイロ五輪アジア最終予選(AFC U-23選手権)を戦うU-23日本代表には3人のGKが選出されている。当然試合には1人しか出られず、他の2人はベンチから戦況を見守ることになる。

 準決勝までの5試合、GK櫛引政敏(鹿島=写真左)が4試合、GK杉本大地(徳島=同中央)が1試合に出場する一方、GK牲川歩見(鳥栖=同右)はフィールドプレーヤーを含めた全23選手の中で唯一出場機会がない。そして、30日に行われる決勝の韓国戦で牲川の先発出場がないことを手倉森誠監督が明かした。

 韓国戦前日に取材に応じた指揮官は、こう語っている。「強いチームはGKには正しい序列が必要だと思っている。俺は櫛引が一番手、大地が二番手、そして牲川が三番手だと。その序列に対して、決勝で三番手とはいかない。そういう話はGKコーチともしているし、牲川も理解している」と――。

「1人しか出られない特別なポジション」と理解しているこそ、“一番手”の櫛引は「2人のことはリスペクトしている。だからこそ試合に出たら2人の分もという思いはある」と声を強めていた。さらに、「今まで代表で争ってきたGKもたくさんいるので、その人たちのためにもという思いもあります」とこれまでポジションを争ってきた選手たちの思いも背負ってピッチに立つことを誓っている。

“二番手”の杉本は過去を振り返ると苦笑いした。12年のAFC U-19選手権の頃に櫛引に先発の座を奪われていたことに対し、「自分がベンチで櫛引が試合に出ている時は、あまり良い気がしていなかったし、ミスをすれば自分が出れるんだと思ったことがあった」と明かした。しかし、「そう考えていた、あのときはうまくいっていなかったし、今回はチームの勝利を第一に考えています」と当時と同じようにベンチに座る悔しさは当然ありながらも、二番手を受け入れてチームのために働いている。

 同時にポジションを争う櫛引と牲川への思いも語っている。「2人は僕にはないものを持っている。僕に足りないものを持っている選手たちだと思うので、どんどん吸収したい。本当に良いライバル関係だと思います」と櫛引同様に2人へのリスペクトを忘れない。

 そして、唯一出場機会のない“三番手”の牲川も決して腐らない。「2人とも先輩であり、Jで試合に出て結果を残している選手。良いお手本が近くにいることで、日々勉強という形でトレーニングできているし、試合でもしっかりと見て学びたい」と下を向くことなく、2人の姿を見て自身の成長につなげようとしている。

 翌日に控える決勝の韓国戦、おそらく櫛引がゴールマウスを守ることになるだろう。しかし、決して1人でピッチに立つわけではない。杉本と牲川、そしてこれまでポジションを争ってきた選手たちの思いを背負って、守護神は日本のゴールを守り抜く。

(取材・文 折戸岳彦)

◆鹿島、4年越しで2400万円を受取へ…元ブラジル代表の移籍金が未払(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20160129/396550.html



 鹿島アントラーズが、2011年まで所属していた元ブラジル代表MFフェリペ・ガブリエルの移籍金を4年越しでボタフォゴから受け取る見通しとなった。ブラジルメディア『グローボ』が28日に報じた。

 フェリペ・ガブリエルは2010年に鹿島に加入し、2シーズンに渡ってプレー。2012年2月に鹿島との契約を解除し、ボタフォゴへ移籍した。当時発生した移籍金20万ドル(約2400万円)を、ボタフォゴは未だに鹿島へ支払っていなかった。

 報道によると、FIFA(国際サッカー連盟)懲戒委員会からCBF(ブラジルサッカー連盟)へ通達があり、移籍金未払いのボタフォゴに勝ち点6の減点処分を科す可能性が浮上していたとのこと。移籍金の支払いは分割で行われるようで、ボタフォゴは28日に1回目の入金を済ませたと報じられている。

 なお、フェリペ・ガブリエルはボタフォゴ移籍1年目の2012年11月にはブラジル代表に初招集されるなど、自国で活躍。2013年にUAEのアル・シャールジャに移籍し、2015年には国内復帰。現在はパルメイラスでプレーしている。

◆ポルトガル復帰の金崎夢生、ロシア強豪ゼニトの練習に参加(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/world_other/20160129/396438.html



 ポルトガル2部のポルティモネンセに所属する日本代表FW金崎夢生が、ロシアのゼニトのトレーニングに参加している。ポルトガル紙『A Bola』が28日に報じた。

 2015シーズン、鹿島アントラーズへ期限付き移籍で所属していた金崎。今月14日にポルティモネンセが、同18日に鹿島が期限付き移籍期間満了に伴う復帰を発表し、現在はポルティモネンセでプレーしている。

 今回の報道では、ポルトガル人指揮官のアンドレ・ヴィラス・ボアス監督が率いるゼニトのトレーニングに金崎が参加していると報じられた。ゼニトは現在、ポルティモネンセの本拠地があるアルガルベにてトレーニングを行っているとのこと。同クラブ所属のブラジル代表FWフッキと金崎の代理人を務めるテオドロ・フォンセカ氏のアレンジで、今回の練習参加が実現したと伝えられている。なお、練習参加が金崎のゼニト移籍を見据えたものではないということも、併せて報道されている。

 ゼニトは昨シーズン、ロシア・プレミアリーグを3年ぶりに制覇。今シーズンはチャンピオンズリーグでベスト16に進出し、ベンフィカとの対戦を控えている。

◆ナビスコ杯制覇の自信を胸に…石井正忠監督率いる鹿島がさらなる進化へ(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20160130/396573.html



 昨季、鹿島アントラーズには2つのチームが存在した。1つは前半戦で苦しんだチーム。ホームであるはずの県立カシマサッカースタジアムで勝つことができず、明治安田生命J1リーグ・ファーストステージは8位と低迷。迎えたセカンドステージは下位に沈むチームとの3連戦からスタートしたことで浮上が期待されたが、ここで1勝1分1敗と改善の兆しが見られず、やむなくトニーニョ・セレーゾ監督を解任。あとを引き継いだ石井正忠監督が2つめのチームを立ち上げた。

 結果的にこれが功を奏す。ヤマザキナビスコカップで昨季の三冠王者であるガンバ大阪に完勝を収め、セカンドステージも優勝まであと一歩まで迫る勢いを取り戻した。しかし、首位サンフレッチェ広島まで勝ち点3が足りずに優勝を逃すと、明治安田生命Jリーグチャンピオンシップにも出場できずシーズンを終えた。

 とはいえ、大事な試合をことごとく落としていた過去2年間に比べると、ヤマザキナビスコカップを制覇したことで選手たちが得た自信は大きなものがある。「去年できたことの自信が残っている」とはFW赤崎秀平。その自信を胸に、さらなる進化を目指して2016年をスタートさせた。

 目指す方向性は2015年後半のチームを、さらに突き詰めていくことだ。宮崎キャンプの中で石井監督はより高いレベルを要求している。

「よりボールに早くアプローチしよう」

「みんなが目指すのは、これをできるだけ高いレベルで維持しよう」

 ボールを失った瞬間にすばやく切り替え、高い意識からアグレッシブにボールを奪いに行き、疲れてきてもそれを維持して連続してボールへアタックする。そのことを宮崎キャンプでは一貫して何度も何度も選手に訴えかけている。

 選手の反応も上々だ。積極的にトレーニングに取り組み、短時間に濃縮された練習を集中した表情で励んでいる。テキパキと小気味よく切り替わっていく練習は、緊張感に包まれながらも選手たちが伸び伸びプレーしており、非常に良い雰囲気だ。

 しかし、すべてが順調に進んでいるわけではない。昨季までの宮崎キャンプは走り込みのメニューが多く、選手には大きな負荷が掛かってケガ人も多かった。そういった状況を懸念して今季はすべてボールを使ったトレーニングが導入されているのだが、新たに採用されたファンクショナルトレーニングの負荷が思いのほか高かったのか、負傷者数はそれほど減らすことができていない。特に左サイドバックを本職とする選手が山本脩斗しかおらず、彼だけはケガをしてほしくなかったところで腰を痛めるアクシデントに見舞われてしまった。すでに練習には復帰しているが、Jリーグ・スカパー!ニューイヤーカップへの出場は「試合はちょっと分からない」(山本)と微妙な状況だ

 ただ、シーズンを戦う上でアクシデントは想定されるものであり、備えは必ず必要となる。石井監督は、田中稔也、平戸太貴に左サイドバックを挑戦させており、両選手も「チャンスだと思います」と前向きに取り組んでいる。左サイドバックの人選は、この大会における見どころの一つと言えるだろう。

 その他の選手で言えば、新加入のMF永木亮太が右大腿部裏を痛めており、欠場が濃厚なのは残念だが、一方でFWの軸として期待されるジネイのコンディションが上がってきた。彼のパフォーマンスは今季のチーム成績に直結するだけに仕上がり具合が注目される。

 チーム始動から紅白戦を繰り返し、戦術理解を深めてきただけに、どこまで浸透したのか図ることも試合の興味をそそる。特に、攻守の切り替えを早くし、前から追いかける守備戦術をどこまで徹底できるのか。中でもJ1で対戦するアビスパ福岡を相手に試せることは、鹿島にとって貴重なテストの場になるだろう。

◆鹿島アントラーズ、合宿入りで知事を表敬 /宮崎(毎日新聞)


http://mainichi.jp/articles/20160129/ddl/k45/050/285000c

 宮崎市でキャンプ中のサッカーJ1・鹿島アントラーズの井畑滋社長(63)が28日、県庁に河野俊嗣知事を表敬訪問した。約20年前から宮崎キャンプを張るチームに、知事は宮崎牛10キロを贈った。

 知事は26日にリオデジャネイロ五輪出場権を得たU23日本代表DFの植田直通選手(21)の名を挙げ「鹿島は選手の育成が素晴らしい」と称賛。知事に名前入りユニホームを贈った井畑社長は「芝の状態がすごく良い」と練習環境をたたえた上で「宮崎の温かいおもてなしの中で技を磨きたい」と今季の活躍を誓った。【宮原健太】

◆FWジネイ、8歳の女子サポからの応援に緊張「チョーすごいプレッシャーじゃないですか!」(the WORLD)


http://www.theworldmagazine.jp/20160129/03domestic/40456




昨季は4試合の出場に留まったが……

鹿島アントラーズは27日、公式ツイッターのフォロワーが9万人を突破したことを祝し、選手とファンが交流できるツイッターチャットを実施。9という数字にちなみ、背番号9を付けるFWジネイが登場した。

2015年シーズンからクラブに加わったジネイだが、6月に大怪我を負ってしまい、鹿島での出場は4試合のみに留まっている。しかし出場した試合では素晴らしいパフォーマンスを披露しており、完全復帰となればFW金崎夢生の抜けたクラブに大きな力をもたらすだろう。

そのジネイは現在、宮崎県でのトレーニングキャンプに参加。練習試合にも出場し、完全復帰へ向けて順調にコンディションを整えている。その練習試合では無得点に終わったジネイだが、サポーターから「今季は何点取ってくれますか?」と質問されると、「取れるだけ取りたいですが、自分が点を取るよりアントラーズが優勝することが一番だし、一番嬉しいことです!」と回答。自身の得点ではなく、クラブのタイトル獲得に向けて意欲を示した。

しかし同選手は、鹿島サポーターから「うちの娘(8さい)がジネイ!ジネイ!って騒いでるからたくさん点とってくださいね」とリクエストされると、「チョーすごいプレッシャーじゃないですか!8歳の子が私を認めてくれているのは嬉しいし、皆さんの期待に応えてたくさんゴールを取って、家中、ジネイ!ジネイ!と大騒ぎしてもらえるようにしますね」と話し、得点を決めてサポーターを喜ばせることを約束している。

ジネイが所属する鹿島は31日からニューイヤーカップに出場し、アビスパ福岡、ロアッソ熊本、ジェフユナイテッド千葉と対戦する。

◆「被災地にグラウンドを!」アントラーズ小笠原満男の熱き思い(Sportiva)


http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/jfootball/2016/01/29/post_1060/index.php

 2016年1月9日に開催された『大船渡市サッカー協会創立50周年記念式典』の壇上で、小笠原満男(鹿島アントラーズ)が自らの熱い気持ちを吐露した。会場に集まった多くの関係者に向かって、少しばかり高揚した声で、力強くこう訴えた。

「季節を問わない人工芝のグラウンドを作って、この街をもっと活性化させましょう」
 大船渡に人工芝のグラウンドを作りたい――それは、小笠原がかねてから思い続けてきた”願い”だ。

被災地では整備されたグラウンドが少なく、雪深い土地が多いため、地元の子どもたちとのふれあい活動はおおよそ体育館で行なわれることが多い

被災地では整備されたグラウンドが少なく、雪深い土地が多いため、地元の子どもたちとのふれあい活動はおおよそ体育館で行なわれることが多い
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被災地では整備されたグラウンドが少なく、雪深い土地が多いため、地元の子どもたちとのふれあい活動はおおよそ体育館で行なわれることが多い

 東日本大震災の直後は、生活に欠かせない物資をできる限り集め、小笠原は自ら車を運転して被災地と住まいのある鹿嶋市との間を何度も往復した。まもなくして、東北のサッカー界を支援するために、東北出身のJリーガーを募って『東北人魂』という有志団体を結成。オフの間を利用して、被災地の子どもたちの笑顔を取り戻そうと、サッカーを通したふれあい活動を実践してきた。それは今も、積極的に行なっている。

 しかし、被災地で最初に直面したのは、子どもたちとボールを蹴る場所さえままならない、という現実だった。小笠原たちが、「サッカーをやめるなよ。諦めるなよ」と子どもたちに声をかけると、彼らから返ってくるのは、決まってこんな悲しいフレーズだった。
「サッカーをやりたくても、サッカーができる場所がないんです」

 その言葉を受けて、小笠原は子どもたちが元気で走り回れる場所をどうにかして作りたいと思うようになった。その思いは次第に強くなり、被災地にグラウンドを作るプロジェクト『東北人魂 岩手グラウンドプロジェクト』を発足させた。当時はとにかく、サッカーができるような整備されたグラウンドさえ作れればよかった。

 地元からの強い要望もあって、グラウンドを作る場所は、小笠原の母校・大船渡高があり、被災地でもある岩手県大船渡市を選んだ。以降、小笠原は精力的に行動し、大船渡に再三足を運んで、大船渡市長をはじめ、関連する自治体や地域の関係者らに、グラウンド作りの支援を働きかけた。

 そして、プロジェクト発足からわずか1年、2013年4月に多くの関係者、全国からの募金などの協力を得て、小学校の跡地に平らな土のグラウンドを創設。小笠原の最初の念願は叶った。

 完成したグラウンドは現在、サッカーのみならず、さまざまなスポーツを楽しむ場として利用され、使用するための予約は3カ月先まで埋まっているという。それだけ多くの人たちが、グラウンドの創設を待望していたわけだ。

2013年4月に完成したグラウンド

 と、ここまでは理想的な流れである。

 一方で、グラウンドがオープンしてから、利用者を悩ませている問題があった。それは、土壌の緩さと、冬場に起きる土の凍結だった。小笠原が説明する。

「(大船渡は沿岸部の暖かい場所で)雪はあまり降らない地域だから、雪で(グラウンドが)使えないということはほとんどないんですよ。だけど、どうしても冬場の雨のあとなど、グラウンドが凍結したり、ドロドロになったりして、歩くことさえままならない状態になってしまうことが、頻繁に発生してしまうんですよね……」

 実は、大船渡にグラウンドを作ったのは、単に子どもたちが走り回る場所を確保するためだけではなく、別の役割も期待されていた。

「関東とかからいくつかのチームを呼んで、地元の何チームかと試合をするような、サッカーフェスティバルなどが開催できればと思っていました。そうした交流試合が行なわれれば、地元が活性化するだけでなく、他の地域から来てもらった人たちにも、被災地の現状を知ってもらえる機会になるかな、という思いもあったんです」(小笠原)

 しかし天候によっては、グラウンドがサッカーどころではない状態になる。それでは、せっかく関東などから来てもらっても、その遠征自体が無駄になってしまう。数年の間は、土を足したりして策を講じてきたが、それも今では限界になってきた。
 そこで、天候に左右されることなく使用できるグラウンドとして浮上したのが、『人工芝』だった。

「人工芝なら、雨が降ってもぬかるみに悩まされることがないですし、水はけもいい。東北の中でも、あまり雪が降らない、暖かい地域性を生かして、大船渡に人工芝のグラウンドができれば、これから一層、全国からチームを呼びやすくなる。他にも、例えば冬の岩手県大会や東北大会も誘致できる。盛岡や秋田、青森のほうは結構雪が降るので、そちらからもどんどん人が来てもらえれば、街も活性化するし、人工芝のグラウンドを作る利点は大いにあると思うんですよ」(小笠原)

土のグラウンドだと、冬場は新たに土を足してもドロドロのまま……

 ならば、あとは何とか資金を集めて、グラウンドを人工芝に変えればいいのでは? と単純に考えてしまう……が、そこには被災地であるがゆえに、難しい事情があった。小笠原が続ける。

「(被災地で)まずやるべきことは、それ(人工芝のグラウンド作り)じゃないだろう、という事情がありますよね。いまだ仮設住宅で生活している人もいるわけですから。元の生活に戻れず、苦労している方がまだたくさんいる。そうした状況にあって、いくら市民の負担になることなく資金を工面できたとしても、見え方として、人工芝のグラウンドというものに対して、市民の方々が納得していただけるのか……。『今、人工芝のグラウンドが必要?』って思われても仕方がないですから。確かにそのとおりだと思いますし、人工芝のグラウンドを作るには、まずは市民の説得、同意が必要となってきます」

 それでも小笠原は、地元の子どもたちのために、天候を気にせずに使用できるグラウンドを作ってあげたい――その気持ちはずっと持ち続けている。

「震災が起きたとき、中学1年生だった子どもたちがこの春、高校を卒業します。彼らはもう2度と来ない、一番大切な成長期、それも一番体力のある学生時代を、広いグラウンドで運動やスポーツを思い切り楽しむことなく、終えていく。そのことを想像しただけで、スポーツ選手としては胸が苦しくなります。本来、元気に遊んだり、運動したりできるはずの学校のグラウンドが、仮設住宅で埋まっているところは、まだたくさんありますから。だからこそ、いつでも使える人工芝のグラウンドを、早く作ってあげたいって思うんです」

 現在、小笠原はグラウンドプロジェクトのスタッフ(※スタッフは皆、小笠原の同級生でボランティア)とともに、toto(スポーツ振興くじ)の助成金を活用するなど、市民や地元行政に資金負担がなるべくかからないアイデアをいくつか大船渡市に提案し、働きかけている。そして大船渡市としても、人工芝グラウンド創設への思いはあるようで、前向きに検討を始めてくれているという。

「関東をはじめ、全国の中・高校生に来てもらったら、存分に試合をしてもらって、被災地もしっかりと案内したい。そして、いろいろなところから来た中・高校生には、こちらで見た景色や、こちらで過ごした思い出などを、地元に帰ってから多くの人たち話してほしい。そういうことが、少なからず震災の風化を止める力になってくれると思っています。そのためにも今後、サッカーフェスティバルや他のスポーツの大会など、こちらでどんどん開催できればいいと思っています。それにはやはり……早く人工芝のグラウンドを作りたいですね」

 まもなく東日本大震災から、丸5年が経過する。小笠原の描く復興への道のりは、まだスタートラインにあるのかもしれない。

2016年1月29日金曜日

◇Jリーグ、2月27日J1開幕 五輪期間中の中断なし(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20160129/jle16012905000001-n1.html

 Jリーグは28日、今季の全日程と概要を発表。2月27日に始まるJ1第1ステージは、昨季の年間王者広島がホームでの開幕戦で川崎と対戦し、浦和、大宮が戦う2年ぶりの“さいたまダービー”は5月8日に組み込まれた。第1ステージは6月25日に終了し、第2ステージは7月2日に始まる。リオデジャネイロ五輪期間中も中断はない。

 J2は2月28日、J3は3月13日に始まる。また、今季から年間順位を決めるチャンピオンシップの準優勝チームに賞金2000万円が授与されることも発表された。

◆大迫が五輪OA枠最有力 清武浮上 宇佐美も立候補(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/u23/news/1597479.html

大迫が五輪OA枠最有力 清武浮上 宇佐美も立候補

【ドーハ27日】リオデジャネイロ五輪出場を決めた手倉森ジャパンが、8月の本大会に向けた24歳以上の特別枠オーバーエージ(OA)の最上位候補にFW大迫勇也(25=ケルン)を挙げていることが判明した。前回ロンドン大会4位のMF清武弘嗣(26=ハノーバー)も浮上し、国内組ではFW宇佐美貴史(23=G大阪)が立候補。68年メキシコ五輪以来48年ぶりのメダル獲得へ、ロンドン世代との融合が本格化する。

 「ドーハの歓喜」から一夜明け、晴れてU-23代表からリオ五輪代表になった手倉森ジャパンが次の一手を打つ。本大会から行使できるOA枠について、日本協会は「五輪を経験していない選手、谷間の選手、18年W杯ロシア大会の核になる選手」を条件にリストアップ。手倉森監督も「ロンドン五輪の(吉田)麻也は大正解。俺が勝つためじゃなく、日本の発展のため組み入れなきゃいけない選手は出てくる」と同枠を活用する意向を持っている。

 その筆頭候補が大迫だった。182センチのオールラウンダー。14年W杯ブラジル大会前に「大迫を選ぶべきだ」と私見を述べたほど手倉森監督の評価は高く、起点になれる大迫がいれば本大会ではシステムを1トップに変える可能性もある。リオ世代はFW鈴木を中心に育ててきたが、直近のロシアへ総合的に判断する。

 「反骨心」のチームにも合う。大迫はW杯こそ出場したが、育成年代ではU-17W杯とロンドン五輪、U-20W杯予選のすべてで落選。海外移籍の理由も「反骨心」と公言していた。特に五輪は、最終予選6試合中5試合に出場しながらサプライズ落選。世界舞台への思いは強く、協会側は五輪をきっかけにA代表復帰の後押しもしたい考えだ。

 ロンドン世代のエース清武に2大会連続で五輪を経験させるプランもある。本人も意欲的で、手倉森監督がコーチを兼ねていたA代表では「テグさんのチームならやりますよ。呼んでくださいよ」と、メダル再挑戦へ逆オファーしていたという。OA枠に拘束力はないためクラブとの交渉は必要だが、指揮官も「最終予選を見たA代表の主力が『力になりたい』と出てくることも望んでる」と歓迎する構えだ。

 ロンドン世代(89~92年生まれ)で最も若いプラチナ世代(92年生まれ)も候補。この世代で4歳差は大きくロンドンでは主力になれなかったが、力は十分。この日は宇佐美が立候補した。「OA枠で五輪に出たいか」と聞かれると「誰もが思うこと。必要としてもらえるのなら、そういう思いはある。五輪やW杯は世界中が注目する大会。エネルギーを燃やすのは選手である以上、当たり前のことじゃないか」と宣言した。

 一方で日本協会もプラチナ世代の情報はA代表と並行して収集。センターラインの強化として、ボランチ柴崎とセンターバック昌子の鹿島コンビも候補の上位にいる。早生まれのMF遠藤、GK櫛引らと同学年で融合もスムーズとみられるが、OA枠を含めた招集は1クラブ3人が紳士協定。今後、協会が人選と交渉を進める。

 ◆オーバーエージ(OA)枠 92年バルセロナ五輪から男子サッカー出場者は23歳以下とする年齢制限が設けられた。その上で96年アトランタ五輪から、登録18人の中で24歳以上の選手を3人まで選べるように。これがOA枠と呼ばれる。五輪は23歳以下の選手に招集の拘束力が発生するが、OA枠には適用されない。五輪の1チーム登録は18人で、OA枠をフル活用すれば23歳以下(93年1月1日以降に生まれたことが参加資格)の選手は15枠という狭き門となる。

 ◆12年ロンドン五輪VTR 日本は1次リーグで強豪スペイン、モロッコ、ホンジュラスと同組となった。初戦のスペイン戦をFW大津のゴールで1-0で制するなど、2勝1分けで首位通過。準々決勝はエジプトに3-0で快勝し、68年メキシコ五輪以来の4強入りを果たした。準決勝はメキシコに1-3で敗れ、メダル獲得は3位決定戦に持ち越し。韓国とのライバル対決は前半38分の失点から立て直せず、後半12分に追加点を奪われ0-2で敗れた。44年ぶりのメダルを逃した。

◆ナビスコ杯のGL組み合わせ&日程決定! 連覇狙う鹿島はA組(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?181940-181940-fl



 Jリーグは28日、2016シーズンのナビスコ杯グループリーグの組み合わせおよび対戦スケジュールを発表した。なお、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場するチームはサンフレッチェ広島とガンバ大阪、浦和レッズは決勝トーナメントからの出場となる。

 グループAには、連覇を狙う鹿島アントラーズ、ヴァンフォーレ甲府、大宮アルディージャ、名古屋グランパス、湘南ベルマーレ、ジュビロ磐田、ヴィッセル神戸、FC東京が入った。F東京は、ACLプレーオフで勝利すれば決勝トーナメントからの出場となり、対戦相手は休み節となる。

 グループBは、ベガルタ仙台、アルビレックス新潟、川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、アビスパ福岡、柏レイソル、サガン鳥栖が入っている。

 なお、決勝トーナメント準々決勝は第1戦が8月31日、第2戦は9月4日、準決勝は第1戦が10月5日、第2戦が10月9日、決勝戦は10月15日に行われる。

 以下、グループリーグ組み合わせ

【グループA】
第1節
3月23日(水)
鹿島 19:00 甲府 [カシマ]
大宮 19:00 名古屋 [NACK]
F東京 19:00 湘南 [味スタ]
磐田 19:00 神戸 [ヤマハ]

第2節
3月27日(日)
甲府 14:00 大宮 [中銀スタ]
名古屋 14:00 湘南 [パロ瑞穂]
神戸 14:00 鹿島 [ノエスタ]
磐田 15:00 F東京 [ヤマハ]

第3節
4月6日(水)
湘南 19:00 大宮 [BMWス]
磐田 19:00 甲府 [ヤマハ]
名古屋 19:00 鹿島 [パロ瑞穂]
神戸 19:00 F東京 [ノエスタ]

第4節
4月20日(水)
F東京 19:00 鹿島 [味スタ]
湘南 19:00 磐田 [BMWス]
名古屋 19:00 甲府 [パロ瑞穂]
神戸 19:00 大宮 [ノエスタ]

第5節
5月18日(水)
鹿島 19:00 湘南 [カシマ]
大宮 19:00 磐田 [NACK]
F東京 19:00 名古屋 [味スタ]
甲府 19:00 神戸 [中銀スタ]

第6節
5月25日(水)
鹿島 19:00 磐田 [カシマ]
大宮 19:00 F東京 [NACK]
甲府 19:00 湘南 [中銀スタ]
神戸 19:00 名古屋 [ノエスタ]

第7節
6月5日(日)
大宮 14:00 鹿島 [NACK]
湘南 14:00 神戸 [未定]
甲府 14:00 F東京 [中銀スタ]
磐田 14:00 名古屋 [ヤマハ]

【グループB】
第1節
3月23日(水)
仙台 19:00 新潟 [ユアスタ]
川崎F 19:00 横浜FM [等々力]
福岡 19:00 柏 [レベスタ]
※試合なし:鳥栖

第2節
3月27日(日)
柏 15:00 仙台 [柏]
川崎F 15:00 福岡 [等々力]
新潟 15:00 鳥栖 [デンカS]
※試合なし:横浜FM

第3節
4月6日(水)
新潟 19:00 川崎F [デンカS]
鳥栖 19:00 仙台 [ベアスタ]
横浜FM 19:30 柏 [ニッパツ]
※試合なし:福岡

第4節
4月20日(水)
仙台 19:00 福岡 [ユアスタ]
柏 19:00 川崎F [柏]
横浜FM 19:30鳥栖 [ニッパツ]
※試合なし:新潟

第5節
5月18日(水)
柏 19:00 新潟 [柏]
鳥栖 19:00 川崎F [ベアスタ]
横浜FM 19:30福岡 [ニッパツ]
※試合なし:仙台

第6節
5月25日(水)
川崎F 19:00 仙台 [等々力]
新潟 19:00 横浜FM [デンカS]
福岡 19:00 鳥栖 [レベスタ]
※試合なし:柏

第7節
6月5日(日)
仙台 14:00 横浜FM [ユアスタ]
福岡 14:00 新潟 [レベスタ]
鳥栖 14:00 柏 [ベアスタ]
※試合なし:川崎F

◆進撃の鹿島勢!? “進撃の巨人”生みの親が日本のオリンピック出場に喜び爆発!(the WORLD)


http://www.theworldmagazine.jp/20160128/02national_team/japan/40277



鹿島サポーターの『進撃の巨人』編集担当者バック氏

後半アディショナルタイムの劇的決勝弾でリオオリンピック出場を決めたU-23日本代表だが、漫画界からもオリンピック出場に対して喜びの声が上がっている。大人気漫画『進撃の巨人』編集担当者バック氏は26日のイラク戦終了後、自身のツイッターで喜びのつぶやきを行った。

『進撃の巨人』の連載開始当初から担当編集を務めるバック氏は、鹿島アントラーズのサポーターとしても有名だ。自身のツイッターの投稿内容は、進撃の巨人か鹿島のどちらかで大半を占めており、カシマサッカースタジアムで観戦した様子などもつぶやいている。また2015年は映画『進撃の巨人 エンドオブワールド』と鹿島アントラーズのコラボを実現させ、作品とクラブ両方のファンを喜ばせた。

そんな鹿島サポーターの同氏は、日本代表のオリンピック出場が決まると「すげー。手倉森監督、名将でしたね!植田選手も豊川選手も点とったし、櫛引選手も活躍したし、よかった!」とコメント。鹿島に所属するDF植田直通、GK櫛引政敏、鹿島から岡山にレンタル移籍中のMF豊川雄太、そして鹿島にかつて選手として在籍した手倉森監督を称賛している。

またバック氏は試合中にも、「室屋選手、すごいなー。もちろん今日は日本に勝ってほしいけど、この素晴らしい選手たちも2月からはライバルかと思うと複雑です」と鹿島サポーターっぷりを発揮。試合終了後には「漫画のことじゃなくて鹿島のことばっかりですみません」と『進撃の巨人』ファンのフォロワーに謝罪を行うことになったが、鹿島勢が大活躍してオリンピック出場を決めたことに大きな喜びを表した。

◆鹿島宮崎キャンプ 赤崎「調子がいい」 シュートの感触確かめる(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14539941923685

シュート練習に取り組む赤崎=宮崎市

J1鹿島の宮崎キャンプは28日、KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場で行った。連日の2部練習による疲労の蓄積が考慮され、この日はGK陣を除いて午前練習だけで切り上げた。

午前練習は、ドリブルやポストプレーなどからのシュート練習で汗を流した。集中してシュートの感触を確かめていた赤崎は、「調子がいい」と笑顔を見せた。昨季、筋肉を痛めることの多かったことを踏まえ、「事前の準備からしっかりやった」と、1年を戦い抜ける体づくりをオフから進めてきた。

石井監督は今回のキャンプで、昨年まで行っていたマシンを使った筋肉トレーニングや、走り込みなど体力強化のメニューを一新。試合で効率的に体を動かすことを狙い、体幹を鍛えるトレーニングやボールを使った練習を多く取り入れている。

新しいメニューに、赤崎は「体を100%使うことを目的としているので、自分が意識してやってきたことと連動している」と意欲的。「充実している」と近づく開幕へ手応えを口にした。 (藤崎徹)

2016年1月28日木曜日

◆[2012年の今日]鹿島、小笠原&本山がMLSトライアウトに参加(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?95234-93689-fl

 MLSのサンノゼ・アースクエークスは25日、鹿島アントラーズのMF小笠原満男とMF本山雅志がトライアウトに参加していると発表した。2人は23日から今週末まで練習に参加する予定。MLSには、クラブが選手に直接年俸を支払う特別指定選手制度があり、今回はその2枠の選考となっている。

 小笠原と本山は1月末日で鹿島との契約が切れる。27日付のスポーツ報知によると、鹿島はすでに1年間の契約延長を提示しているというが、正式サインには至っていない。残留希望を持つ2人だが、関係者によると去就に迷いが生じているという。

 2人はクラブ側に「自主トレの一環で行きます」と説明。鹿島関係者も「自主トレーニングの延長で練習に参加している」と説明している。しかし、トライアウトに合格した場合、条件によっては移籍する可能性もありそうだ。

◆[練習試合]浦和は興梠5発などで大学生に18発大勝、攻撃陣が順調な仕上がり(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?181857-181857-fl

 沖縄キャンプ中の浦和レッズは27日、東風平運動公園サッカー場で沖縄国際大とトレーニングマッチを行った。試合は30分×4本で行われ、浦和は1本目に4-0、2本目に6-1、3本目に5-0、4本目に3-0とゴールを量産し、18-1で大勝。5得点のFW興梠慎三や4得点のFW高木俊幸のほか、FW石原直樹、FW武藤雄樹、FWズラタンが2ゴールずつ決めるなど、攻撃陣は順調な仕上がりを見せている。

 以下、出場選手と得点者

▽1本目
■得点者
7分:高木俊幸、10分:高木俊幸、14分:石原直樹、24分:永田充

■出場選手
GK:岩舘直
DF:森脇良太、永田充、橋本和
MF:平川忠亮、那須大亮、伊藤涼太郎、宇賀神友弥、石原直樹、高木俊幸
FW:ズラタン

▽2本目
■得点者
9分:ズラタン、11分:オウンゴール、13分:ズラタン、16分:沖縄国際大、18分:高木俊幸、26分:石原直樹、29分:高木俊幸

■出場選手
GK:大谷幸輝
DF:森脇良太、永田充、橋本和
MF:平川忠亮、那須大亮、伊藤涼太郎、宇賀神友弥、石原直樹、高木俊幸
FW:ズラタン

▽3本目
■得点者
6分:興梠慎三、7分:興梠慎三、11分:武藤雄樹、15分:興梠慎三、19分:加賀健一

■出場選手
GK:大谷幸輝
DF:加賀健一、イリッチ、槙野智章
MF:関根貴大、阿部勇樹、駒井善成、梅崎司、武藤雄樹、李忠成
FW:興梠慎三

▽4本目
■得点者
18分:興梠慎三、25分:興梠慎三、27分:武藤雄樹

■出場選手
GK:福島春樹
DF:加賀健一、イリッチ、槙野智章
MF:関根貴大、阿部勇樹、駒井善成、梅崎司、武藤雄樹、李忠成
FW:興梠慎三

◆GK櫛引正真正銘の守護神、雄たけびで鼓舞(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/u23/news/1597103.html

<リオデジャネイロ五輪最終予選兼U-23アジア選手権:日本2-1イラク>◇準決勝◇26日◇ドーハ

 手倉森ジャパンがリオ切符をつかみ取った! 勝てば最終予選突破が決まる日本がイラクを2-1で下し、6大会連続10度目の五輪出場を決めた。

 GK櫛引はアジア屈指の攻撃力を誇るイラクを最少失点で抑えた。後半5分には、相手の強烈なミドルシュートを左手1本でセーブ。普段、クールな男が大きな雄たけびを上げ、周囲を鼓舞した。準々決勝のイラン戦でも、左足1本でセーブし、勝利に導いた。ゴール前に立ちはだかる正真正銘の守護神だった。

◆大きかった植田&遠藤の存在 2年後のW杯は主軸に(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/column/akita/news/1597271.html

<リオデジャネイロ五輪最終予選兼U-23アジア選手権:日本2-1イラク>◇準決勝◇26日◇ドーハ

 植田の存在が大きかった。後半、我慢し切れたのは、彼が最終ラインでほとんどのボールをはね返していたから。他の選手は、最終ラインで頼れる選手がいると、余裕を持ってプレーできるし、自然とチーム力が上がる。ラインコントロールも繊細で、相手は縦パスを出しづらかったと思う。

 もう1人、遠藤の存在も大きかった。ボール奪取力が群を抜いていた。流れを読む能力が高いため、相手の攻撃のムードを断ちきることもできる。この2人は、すぐにでもA代表で欲しい戦力で、近い将来にレギュラーの座を奪う実力を備えている。順調に育てば、間違いなく2年後のW杯ロシア大会では、それぞれのポジションで主軸の選手になっているだろう。

 気になったのが、南野のプレー。全員が1つになってやろうとした一戦で、1人だけ相手と競り合うのを嫌っていたし、球際も弱く、戦っているという感じが伝わらなかった。期待しているからこそ、言いたい。エースという自覚があるなら、エースらしいプレーをピッチ上で見せないといけない。それは、華麗なプレーとは限らない。足がつるほど、必死でボールを競ってこそ、みんなが認めてくれる。(日刊スポーツ評論家)

◆鹿島宮崎キャンプ 久保田、定位置狙う(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14539073035238

紅白戦でボールを追う柴崎(手前)と久保田=宮崎市

J1鹿島の宮崎キャンプは27日、KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場で行った。キャンプも中盤に入り、各ポジションで定位置争いが活発になってきた。

注目が集まるのは、守備的MFの人選だ。今季もベテランの小笠原と柴崎が有力だが、J1湘南から永木、J2東京VからU-23(23歳以下)日本代表の三竿が加わり、激しい競争になることが予想される。

さらに、ここに割って入りそうなのが高卒2年目の久保田だ。午前練習で行われた紅白戦で小笠原とコンビを組み、正確なパスで攻撃を組み立てた。永木がけがで22日から練習を回避、三竿は代表招集中と、アピールするには絶好の機会。無難なプレーに終始した昨季を反省し、「ミスを恐れずチャレンジしている」と前向きだ。

昨季はU-18(18歳以下)日本代表に継続して招集され、4年後の東京五輪出場を視野に入れている。リオデジャネイロ五輪最終予選の日本戦は欠かさず見ており、「厳しい戦いをイメージできた。東京(五輪)のときに代表に選ばれるように、勝負する」と気合を入れ直した。(藤崎徹)

2016年1月27日水曜日

◆【U23】リオ五輪オーバーエージ候補に大迫、柴崎、林(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20160127-OHT1T50030.html

 五輪出場を決めた手倉森ジャパンの24歳以上のオーバーエージ(OA)枠の候補に、1FCケルンのFW大迫勇也(25)、鹿島のMF柴崎岳(23)が挙がっていることが26日、分かった。日本協会側は「五輪出場に強い意欲を持っている」ことを条件にリストアップ。関係者によるとロンドン五輪直前で落選した大迫や、谷間の世代で五輪に縁遠かった柴崎が候補に挙がっている。

 特に大迫は前回の五輪本大会直前に落選。「悔しい思いをした分、反骨心を持ってやってきた」と14年1月にドイツに移籍し、同年のブラジルW杯のメンバーに入った。柴崎については、若い代表を五輪で鍛える「リオ経由ロシア行き」という協会方針に合致する人材として名前が挙がった。

 またGKは手倉森監督と佐藤洋平GKコーチ(43)が仙台時代に指導した広島の元日本代表GK林卓人(33)が候補。昨季はJ1最少の30失点で年間優勝に貢献した守護神は、手倉森監督のサッカーを熟知している。正式に五輪が決まったことで今後は所属クラブとの交渉を開始する。

◆U23櫛引2度防ぐも…追い付かれる(デイリー)


http://www.daily.co.jp/newsflash/soccer/2016/01/27/0008754571.shtml

 日本-イラク 前半、同点ゴールを決められる日本イレブン。左端はGK櫛引=ドーハ(共同)

 「サッカー・U-23アジア選手権・準決勝、日本-イラク」(26日、ドーハ)

 勝てばリオデジャネイロ五輪出場が決まる試合で、日本はFW久保裕也(ヤングボーイズ)のゴールで先制したが、43分にCKからの攻撃でヘディングを決められ同点に追い付かれた。

 右からのCKで、近いサイドでワンバウンドするボールを入れられた。鈴木がクリアしようと頭で触るもボールはゴール方向へ飛んでしまった。

 これをGK櫛引がかき出すと、イラクのサードがヘディング。このシュートも櫛引はセーブしたが、再びサードに頭でねじこまれ同点に追い付かれた。ゴールに吸い込まれるボールを櫛引は見送るしかなかった。

◆U23守備陣 1失点と奮闘も…植田「決勝では無失点で守る」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/01/27/kiji/K20160127011930200.html

U―23アジア選手権準決勝  日本2―1イラク (1月26日  カタール・ドーハ)

<日本・イラク>前半、ヘディングで同点ゴールを許す日本

 U―23日本代表の守備陣は最後まで集中を切らさずに守りきった。 

 1―0の前半43分、左CKで2度のピンチをGK櫛引がともにパンチングで防いだが、最後はDFサードにこぼれ球を頭で押し込まれた。手倉森監督も「相手は力ずくでゴールを取りにくる」と話していたが、その警戒した形からゲームを振り出しに戻された。だが、その後は相手に押し込まれた時間帯も、1次リーグ・サウジアラビア戦以来2戦ぶりに先発した奈良、3戦連続先発の植田のセンターバックコンビが体を張って最少失点に抑えた。植田は「しっかりとマークを離さないようにと2人で話していた」と胸を張った。

 今大会では大胆なターンオーバーを敢行しながら、失点は5試合でわずか2と守備陣の安定感が光った。植田は満足することなく「(決勝も)無失点で守って圧倒して勝ちたい」と気を引き締めた。 

◆「なにか起こしてくれる」と信じていたDF植田直通「決勝は無失点で」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20160127/395713.html

 AFC U-23選手権カタール2016(オリンピック・アジア最終予選)準決勝が26日に行われ、U-23日本代表は2-1でU-23イラク代表を下してリオデジャネイロ・オリンピック出場を決めた。試合後、DF植田直通がインタビューに応じている。

 日本は26分にFW鈴木武蔵のクロスから久保が決めて先制に成功。ところが43分にセットプレーの流れから同点ゴールを許してしまう。それでも後半アディショナルタイム3分、クロスボールのこぼれ球をエリア手間で拾ったMF原川力が左足を振り抜き、ゴール右隅に決めた。

 最終ラインの要としてチームを支えた植田は、「厳しい戦いになるのは分かっていましたけど、最後まで凌ぎ切って、なにか起こしてくれんじゃないかと後ろから思っていたんで、しっかり決めてくれて嬉しいです」と、前線の選手を信じていたと語り、勝利を喜んだ。一方で、「でも1失点してるんで、まだまだ次への課題が残ってる」と、無失点で抑えられなかったことに悔しさをのぞかせた。

 それでも「試合を重ねるごとに日々成長していることは感じる」と守備陣の成長には手応えを感じているようで、「まだあとひとつ決勝があるので、そこは無失点でいきたいです」と、決勝に向けて意気込んでいる。

 日本は30日に行われる決勝で、アジアチャンピオンの座をかけてU-23カタール代表とU-23韓国代表の勝者と対戦する。

◆鹿島宮崎キャンプ 伊東、定位置奪取狙う(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14538212386480

ボールを奪いにいく町田(左)と伊東=宮崎市

J1鹿島の宮崎キャンプは26日、KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場で行った。午前練習で狭いエリアでの3対3のミニゲームを行い、攻守を素早く切り替える動きを確認した。午後は体力強化中心のメニューだった。

ミニゲームは1分間連続したハードな動きで、選手たちの表情は徐々に険しさを増した。22日に右足の付け根を痛め、25日から全体練習に合流した伊東は「少し休んだのでまだ体が重い」と苦笑い。昨季はリーグ戦出場が8試合にとどまり、定位置奪取を狙いにいく今季に向け「今年は納得いくシーズンにしたい」と気を引き締めた。

伊東は右サイドバックとしてリオデジャネイロ五輪最終予選を戦うU-23(23歳以下)日本代表候補にも挙がったが、今回は代表入りを逃した。

「五輪に出たい」との思いを「自分のモチベーション」(伊東)に本戦での代表入りを目指す。リオで日の丸を背負えるかどうか。そのためには鹿島内で地位を確立し、Jリーグで結果を残せるかにかかっている。(藤崎徹)

2016年1月26日火曜日

◆J3相模原が新背番号を発表! 元代表GK川口は23番に決定(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?181721-181721-fl



 SC相模原は25日、2016シーズンの新背番号を発表した。岐阜から加入の元日本代表GK川口能活は23番に決まった。

 以下、2016シーズンの新背番号

■選手
1 GK 佐藤健
2 DF 天野恒太
3 DF 工藤祐生
6 DF 保崎淳(←FC鈴鹿ランポーレ)
7 FW 井上平
8 MF 曽我部慶太
10 MF 飯田涼(←岡山)
14 MF 岩渕良太(←松本)
15 DF 安藝正俊
16 GK 藤吉皆二朗
18 FW 服部康平
19 DF 成田恭輔
20 MF 牧内慶太(←秋田)
21 MF 北原毅之
22 DF 寺田洋介
23 GK 川口能活(←岐阜)
25 MF 普光院誠(←関東学院大)
26 DF 石垣徳之(←暁星国際高)
27 MF 半田優希
28 MF 菊岡拓朗(←札幌)
36 FW 深井正樹(←長崎)
44 DF 川上典洋(←トラートFC)

◆内田篤人「壁ドン」…鹿島アントラーズの先輩・田代有三に(CYCLE)


http://cyclestyle.net/article/2016/01/25/31984.html

シャルケ04・内田篤人のインスタグラムより

ドイツ・ブンデスリーガのシャルケ04に所属するDF内田篤人が"壁ドン"する写真がインスタグラムに投稿された。

投稿したのはセレッソ大阪のFW田代有三。内田の鹿島アントラーズ時代のチームメートだ。田代は昨年末に内田と会い、「久しぶりに会ったら急に壁ドンされました」と明かした。

しかし、「#急に壁ドンされたは嘘」「#お願い壁ドンしてって言った」と続き、田代が内田に壁ドンをお願いしたそうだ。

昨年6月に右ヒザの手術を受け、長期離脱中の内田がチームの全体練習に合流したことについて、田代は「良かったです」と後輩の戦列復帰が前進していることを喜んでいる。

ファンからは、「真ん中挟まりに行きたい!」「有三さんが羨ましい!」「懐かしいツーショット!」「アントラーズライン!」「田代のインスタ、鹿島愛がすごく溢れてて大好き」「有三さんめっちゃ嬉しそうですね!笑」「またふたりそろって鹿島でプレーしている姿が見たいです」などのコメントが寄せられていた。

2006年に鹿島アントラーズに入団した内田は、田代が2010年1月にモンテディオ山形に期限付き移籍をするまで同クラブでプレーをしていた。

◆シャルケの内田、出場めど立たず 昨年、右膝を手術(トーチュウ)


http://www.chunichi.co.jp/s/chuspo/article/2016012501001263.html

 内田篤人(ゲッティ=共同)

【ゲルゼンキルヘン(ドイツ)共同】サッカーの日本代表DFとして活躍し、昨年6月に右膝を手術した内田篤人(シャルケ)が24日、ドイツのゲルゼンキルヘンで取材に応じ、実戦出場のめどがまだはっきり立っていないと明らかにした。この日は所属クラブの試合を競技場で観戦した。

 チームの全体練習に復帰したばかりの内田は膝の状態について「よくなったり悪くなったりの連続だから、自分でもどうなるのかなという感じ。このけがは症例が少ないから医師も判断が難しいらしい」と復帰に時間がかかる可能性もあると示唆した。

◆シャルケ内田 復帰のメド立たず「日によって痛さとかが違う」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/01/26/kiji/K20160126011923380.html

 ケガで離脱中のDF内田が、復帰のメドが立っていない現状を明かした。

 昨年6月に右膝膝蓋(しつがい)腱を手術。欠場した24日のホーム・ブレーメン戦後「練習には部分的ですけど合流した」と説明した上で、復帰に関しては「日によって痛さとか負荷とか腫れ方が違う。なんとも言えない」と話した。それでも同じ手術を行ったバレーボール選手から「術後1年は100%に戻らない」と聞いたようで「(1年後)100、120%に戻るのを願ってます」と復活へ強い意気込みを見せた。

◆ヘルタ原口は孤立、ケルン大迫は辛口評価でブンデス後半戦スタート(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20160125/394970.html



 ブンデスリーガは約1カ月のウィンターブレークが終了し、22日の第18節から後半戦がスタートした。

 前半戦を3位という好成績で折り返した日本代表FW原口元気が所属するヘルタ・ベルリンはアウクスブルクと対戦。0-0で引き分け、白星スタートとはならなかった。

 原口はフル出場を果たしたが、地元紙『Berliner Zeitung』は試合後の寸評で、「ピッチ上にいたのは少ない味方、そして大勢の(相手DF)カイウビーだった」と、原口が孤立していたことを指摘している。

 FW大迫勇也所属の9位ケルンは15位シュトゥットガルトと対戦し、1-3の逆転負けを喫した。大迫はフル出場したが、地元紙の採点では「4.5」や「5」と厳しい評価が並んだ。(ドイツ紙の採点は最高1点、最低6点)

 両選手の採点と寸評は以下の通り。

■原口元気
対アウクスブルク(0-0△)フル出場
『Berliner Zeitung』
採点:なし
寸評:「ピッチ上にいたのは少ない味方、そして大勢の(相手DF)カイウビーだった。そのため、取り急ぎ数的な平等を図るべく、線審を連係プレーの中に巻き込むこともあった。スローインの場面では、原口が線審の腕にボールを当てる場面があった。これは反則ではないものの、何かをもたらすプレーでもなかった」

■大迫勇也
対シュツットガルト(1-3●)フル出場
『Koelner Stadt-Anzeiger』
採点:4.5
寸評:「前半は、今シーズンの中ではいい方に入る出来だった。ボールキープ力も高く、美しいパスもあった。しかし、後半はひどい内容で、プレーがうまくいくことがなくなった」

『EXPRESS』
採点:5
寸評:「ごくたまにしかエンジンをかけず、決定機を2度外した」

◆満身創痍の手倉森J…MF遠藤ら4選手はイラク戦に出場微妙か!?(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?181740-181740-fl



 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選(AFC U-23選手権)を戦うU-23日本代表は、26日に決勝進出、そしてリオ五輪出場を懸けて準決勝イラク戦を迎える。

 グループリーグ3連勝、準々決勝イラン戦を延長戦の末に3-0で制して勢いに乗る手倉森ジャパンだが、不安要素もある。24日に行われたトレーニングではMF遠藤航(浦和)が左足付け根、DF亀川諒史(福岡)が左足ハムストリングに違和感があり、MF豊川雄太(岡山)は腰の張りを訴えて別メニュー調整。さらに発熱でイラン戦をメンバー外となったMF井手口陽介(G大阪)は回復傾向にあるものの、引き続きホテルで静養することになった。

 25日に公式記者会見に出席した手倉森誠監督は「試合を目指して調整していますが、昨日の時点で試合(準決勝イラク戦)に出場できない選手が3人くらいいます」と明かし、遠藤、豊川、井手口と3名の名を挙げ、準決勝の出場が微妙であることを示唆。さらに亀川に関しても「どうかという話」と語っている。

 実際に前日練習でも公開された冒頭25分では豊川は別メニュー。遠藤はボールを使ったトレーニングには参加せず、亀川と久し振りにピッチに姿を現した井手口もその後、全体練習を離れている。

 GL第2戦タイ戦で股関節痛となったFW鈴木武蔵(新潟)も24日に、8日ぶりに全体練習に合流したばかり。準々決勝イラン戦を前に負傷した鈴木に関して、指揮官は「負ければ終わりなので、試合に出る覚悟を持っているだろうし、やらせると声を掛けている」と話していたように、決勝進出と五輪出場が懸かる大事な一戦に向けて、負傷を抱える選手も強行出場させる可能性はあるだろう。

 満身創痍の手倉森ジャパンは、過去2戦2敗と苦しめられたイラクから勝利をもぎ取り、決勝進出、そして五輪出場を決めることができるだろうか。

(取材・文 折戸岳彦)

◆鹿島宮崎キャンプ 33歳青木、存在感 冷静、守備陣けん引(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14537349586264

16年目のシーズンに挑む青木(左)=宮崎市

J1鹿島の宮崎キャンプは25日、KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場で行った。前日に地元小学生と交流し、気分を一新した選手たちは午後から練習を再開し、軽快な動きを見せた。

練習では、GKから攻撃の形を組み立てる動きを確認。特に石井監督が気を配ったのは、センターバックの位置取り。20歳のブエノと18歳の町田が苦心する中、プロ16年目を迎える33歳の青木が落ち着いたプレーで存在感を示した。競争相手が増えたことを「切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」と前向きに受け止め、練習に臨んでいる。

既にベテランの域に入った青木は昨季、戦術に合わせ守備的MFもこなし、献身的にチームを支えた。あと25試合に迫るJ1通算400試合出場の大記録にも「一日一日を大切に刻み、与えられた役割を全うするだけ」と意識せず、チームへの貢献だけを誓った。(藤崎徹)

2016年1月25日月曜日

◆アレックス選手の負傷について(徳島オフィシャル)


http://www.vortis.jp/news/detail.php?pressid=7168

アレックス選手が、かねてより負傷していた左膝の手術を徳島県内の病院でおこない、下記のように診断されましたのでお知らせいたします。

【アレックス選手 負傷の詳細について】
■診断名 左膝内側半月板損傷
■手術日 1月22日(金)
■全治    約2か月(手術日より)

◆遠藤、亀川、豊川が…疲労蓄積で痛み、別メニュー調整(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/01/25/kiji/K20160125011916240.html

U―23アジア選手権準決勝  日本―イラク (1月26日  カタール・ドーハ)

不調を訴えた豊川と話す手倉森監督(左)

 24日の練習では遠藤、亀川、豊川の3人が別メニューでの調整となった。軽めのジョギングとストレッチなどをこなして練習を切り上げた。 

 左脚の付け根の違和感を訴えた遠藤だが痛めたのはイラン戦前。「次の試合に向けて準備したい」と話した。亀川は左太腿裏の違和感、豊川は腰の張りを訴えた。21日夜に発熱した井手口はこの日の練習にも姿を見せなかったが、回復傾向にあるという。 

◆バレンタインデーに丸亀で激突! カマタマーレ讃岐がクラブ史上初めて鹿島に挑む(the WORLD)


http://www.theworldmagazine.jp/20160124/03domestic/39552



注目のプレシーズンマッチ

カマタマーレ讃岐は22日、鹿島アントラーズとのプレシーズンマッチを2月14日に開催することを発表した。

「レクザムPresents 2016 Jリーグ プレシーズンマッチ inさぬき」と称された同試合は、2月14日に讃岐のホームスタジアムであるPikaraスタジアム(香川県立丸亀競技場)で開催。2014年にJ2昇格を果たした讃岐は、クラブ史上初めて鹿島アントラーズと対戦する。

讃岐は今冬、大分トリニータからMF西弘則、水戸ホーリーホックからMF馬場賢治といった選手を獲得。2015年シーズン、J2リーグ最少失点を誇り16位で残留を決めたクラブは更なる飛躍を遂げるための準備を進めており、J2リーグ開幕前にJリーグ最多優勝回数を誇る鹿島との試合を経験する。

対戦相手である鹿島は、18日から宮崎でのトレーニングキャンプを実施している。31日からは宮崎でニューイヤーカップに出場し、翌14日に香川で讃岐との試合に挑む。同クラブが丸亀競技場で試合を行うのは、かつての指揮官オズワルド・オリヴェイラ監督のラストゲームとなった2011年の京都サンガ戦以来となる。

◆鹿島宮崎キャンプ 地元少年団と交流 サッカー教室に選手参加(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14536485050558

サッカー教室で子どもたちと触れ合う西(右)=宮崎市

宮崎市でキャンプ中のJ1鹿島は24日、KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場に地元のサッカー少年団を招き、イベントを開催した。時折小雪が舞う中、選手たちは約100人の児童たちと交流を深めた。

毎年恒例で、これまではスタッフがサッカー教室を開いていたが、今年は石井監督の発案で選手も参加。鬼ごっこなどで体を温めた後、各チームに選手が加わり、ミニゲームの大会で競った。ゴールが決まると選手と児童が一緒になって大喜びし、元気な声が響いた。

選手会長の西は「縁があって宮崎でキャンプをしているので、何かを残したい気持ちがあった」と話し、宮崎サッカースポ少の菅谷厚コーチ(43)は「子どもたちの成長につながると」と感謝していた。

優勝チームには選手のサイン入りボールが贈られた。選手を代表してカイオが「サッカーを楽しむ気持ちを思い出した。みんながプロを目指してくれることを願っています」とあいさつした。

イベントは午前中で終わり、午後はオフ。練習は25日午後から再開する。 (藤崎徹)

2016年1月24日日曜日

◆[MOM1689]鹿島学園FW上田綺世(2年)_高速ドリブルと自信のヘッド、5戦連発エースが際立った存在感(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?181608-181608-fl



[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[1.23 茨城県新人戦準決勝 鹿島学園高 2-1 水戸商高 鹿島ハイツ]

 準決勝での2得点に続いて同日午後に行われた決勝でもDF3人を振りきってのドリブルシュートなどで2得点。茨城県新人戦の主役は間違いなく、鹿島学園高のエースFW上田綺世(2年)だった。

 180cmの長身で50m走6秒ジャストの快足。加えて、水準以上のテクニックも備える。鹿島学園の鈴木雅人監督も「サイズも、スピードも、パワーもある。(上のステージで戦える選手に)育てていきたい」と期待する注目ストライカーは、右大腿肉離れの負傷明けで万全でなく、大会序盤は出場時間が限られる中でのプレー。コンディションは「まだ運動量は足りていないですね。もう少し体のコンディション良くなればもっと速く、もっと量もいけると思います」という中だったが、それでも1回戦から決勝まで全5試合でゴールを決め、際立った存在感を示した。

 この準決勝では0-0の前半に相手の守備の乱れを逃さずにPAで1タッチゴール。そして同点に追いつかれた後の後半17分には右SB滝本柊平のクロスに体を投げ出して合わせて決勝ゴールを決めた。準決勝、決勝で決めた4得点のうち3得点が1タッチシュート。一方でDFが警戒している中でもドリブル突破してシュートへ持ち込み、「ヘディングは絶対に負けたくないですね」というヘッドも相手の脅威となった。

 現在こそ180cmの長身だが、中学3年生になるまでは170cmに満たなかったという。だが「親がデカくて、自分もデカくなるだろうと飯もいっぱい食っていて、デカくなった時に活かせるようにヘディングもずっと小さい頃からやってきた」というヘディングは強力。また当時からヘディングと並行して行ってきたというドリブル、走りこみの成果によって「足の速さとドリブルには自信がある」というFWは高速ドリブルでも違いを生み出している。

 鹿島の育成組織である鹿島アントラーズノルテジュニアユース(日立)出身。志望していたユースチームに昇格することはできず、また茨城県外の強豪校に挑戦するもその目標を叶えることはできなかったという。だが地元である茨城県北部に残るのではなく、同県南部の強豪・鹿島学園への進学を決めた。上級生たちとポジションを争った昨年はまだまだ抜きん出た存在ではなかったが、「(中学時代の)他のチームメートに県外志望がいなくて、自分だけ(県外に)挑んでいるのにダメで県内になったのが悔しかった。(当時のチームメートたちと)違う学校に行って絶対に負けたくないと思った」という思いと努力は徐々に実りつつある。

 優勝に貢献した試合後も過信したような素振りは全くなかった。「まだまだです。もっと収めていい判断もできた。点取れたことは良かったけれど(準決勝も、決勝も)2得点なので。もう1点取れればまた違う世界が見えるはず。コンスタントに決めれる選手になりたいので毎試合ゴールというのは頭に入れています。(また、)ロングボールだったりを収めて、マイボールにできるように。ヘディングでは自分が勝っても五分なので胸でコントロールしたり、収めることを意識しています」。自分自身に高いノルマを設定してクリアしていく。これから、ライバルたち以上の成長を遂げることができるか。はっきりと「プロ」を目標に掲げるストライカーが茨城だけでなく、全国でも相手に怖れられる存在になる。

(取材・文 吉田太郎)

◆町田 3年ぶりのJ2 相馬監督「チャレンジしていきたい」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/01/24/kiji/K20160124011910460.html

 J2町田は町田市民ホールで新体制発表を行った。約800人のサポーターが詰めかけた中、体調不良の松下を除く全選手が集結。12年以来3年ぶりのJ2舞台となるが、J1経験もあるMF谷沢、FW中島らを補強し、下川社長は「将来のJ1昇格を見据え1年しっかり戦うこと」を目標に掲げた。

 相馬監督は2月28日のC大阪とのホーム開幕戦に向け「22番目のチーム」と強調した上で「(J2)復帰最初の試合。チャレンジしていきたい」と意気込みを語った。

◆練習合流の内田は2月に復帰か…シャルケ指揮官「まだ数週間は必要」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20160123/394278.html



 シャルケを率いるアンドレ・ブライテンライター監督が、24日に行われるブンデスリーガ第18節のブレーメン戦に向けた記者会見に応じ、負傷離脱中のDF内田篤人について語った。クラブ公式ツイッターが同監督のコメントを22日に伝えた。

 昨年6月に右ひざの手術を受けた内田は、今月17日からチームの全体練習に合流。約7カ月間の長期離脱から復帰が迫っている。

 22日に行われた会見でブライテンライター監督は、「アツトが(復帰に向けて)前進しているから嬉しいよ」と語るが、「彼は長い間離脱していた。間違いなくまだ2〜3週間は必要だ」と明言。内田の復帰は2月に実現する可能性があるという。

 シャルケは24日、ホームにブレーメンを迎えてシーズン後半の初戦に臨む。同監督は「試合には貪欲さと、いいプランが必要だ。そうすれば、後半戦は素晴らしいスタートを切れるだろう」と意気込みを語った。

◆U23豊川プール調整、井手口は静養、鈴木はMRI(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/u23/news/1595919.html

U23豊川プール調整、井手口は静養、鈴木はMRI

 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選を兼ねるU-23(23歳以下)アジア選手権で準決勝に進出した日本が23日、ドーハ市内で練習した。

 延長戦の末に3-0で勝った前日の準々決勝イラン戦の先発組11人と、途中出場で決勝弾のMF豊川雄太(21=岡山)、FW浅野拓磨(21=広島)はホテルでプールに入って回復に努めた。発熱でイラン戦を欠場したMF井手口陽介(19=G大阪)は38度台まで上昇したため、引き続き静養。16日のタイ戦で右の股関節周辺に炎症を起こしたFW鈴木武蔵(21=新潟)は、万全を期すために市内の病院でMRI検査を受けた。

 手倉森誠監督(48)の携帯電話には日本からの祝福メールが殺到したといい「寝ようと思ったら、深夜1時から4時(日本時間午前7時から10時)くらいまでバンバン来て」とうれしい悲鳴。イラン戦の余韻もそこそこに、勝てば五輪出場が確定する26日の準決勝(相手未定)に向けて「イラクが来てもUAE(アラブ首長国連邦)が来ても、勝たないとイラン戦の勝利が元も子もなくなる。一発で勝って決めたい」と、3位決定戦に回る考えが一切ないことを強調した。

◆「思い描いていた」豊川の決勝弾…手倉森監督、「ひらめき」の采配的中(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20160123/394235.html



 AFC U-23選手権カタール2016(オリンピック・アジア最終予選)準々決勝が22日に行われ、U-23日本代表とU-23イラン代表が対戦。日本が3-0で勝利を収め、ベスト4進出を果たした。試合後、手倉森誠監督が記者会見に臨み、勝利を振り返った。

 手倉森監督は安堵の表情を見せ、「ものすごく疲れました」と第一声。試合中の心境を回想し、「勝って、心地の良い疲れに変わりつつある。試合をしながら、2年前のオマーン大会(U-22)の準々決勝を思い出しながら戦っていた。これは絶対に勝ち急いではいけないと。『持久戦になれば、日本に分が出てくる』と考えながら戦っていた」と、延長戦での決着を見越していたことを明かした。

 そして手倉森監督は、選手たちを称賛した。「前半、攻撃のリズムが出ない中で先発の選手たちは辛抱強く戦ってくれて、交代の選手たちはしっかりと求められた役割をこなしてくれた。1点目を取った豊川(雄太)は、23人中22番目に選んだ選手。今日のような得点を思い描いていた。その通りになってよかった」と言うと、「この勢いをもって、次の試合でリオ行きをしっかりと決めたい。頑張ります」と、26日の準決勝を見据えた。

 グループステージ第3戦から中2日で臨んだ準々決勝。様々な選手起用が考えられる中、手倉森監督はMF南野拓実やMF大島僚太らをベンチに置き、FWオナイウ阿道やMF原川力を先発メンバーに指名した。先発メンバーの人選について問われた手倉森監督は、「今日の先発は、各ポジションでヘディングが強いほうの選手を選んだ。(イランの)高さが怖かった」と選考基準を明かし、「昨日までの準備では、先発が中島(翔哉)ではなく豊川だった。でも、今日の朝に『あまりにも高さを怖がって相手に合わせ過ぎたら、勝ち運にも見放される』と。一瞬のひらめきで変えた。だから朝、豊川には『スタンバイ(交代選手)でいってくれ』という話をした。ゲームがこう着状態になった際、豊川の得点力と先制した後の守備力が効いてくると話した。その通りの役割をやってくれた」と、得点を決めた2選手の起用についてのエピソードを披露した。

 日本は26日に行われる準決勝で、UAEとイラクの勝者と対戦する。オリンピック出場権獲得へ1勝と迫り、手倉森監督は「まずはしっかりと回復しないといけないし、対戦相手のチーム分析をしないといけない。ただ、この勢いがある。それを持続できるような戦い方に持ち込めればいい」と、次戦を見据えていた。

◆鹿島宮崎キャンプ 田中、ドリブルで好機演出(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14535616260933

宮崎産業経営大との練習試合でヘディングシュートを放つ鹿島・高崎=宮崎市

J1鹿島の宮崎キャンプは23日、KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場で行った。午後から宮崎産業経営大学と今季初の練習試合に臨み、平戸と中村がゴールを決め2ー0で勝った。石井監督は昨季の主力組を分散させて起用し、新加入や控え組の状態の見極めに余念がなかった。

練習試合は30分3本で実施。1本目に起用された高崎は「最初の試合にしては動けた」と、188センチの長身を生かして何度もゴールに迫り、好調さをうかがわせた。

午前練習で左サイドバックの山本が腰を痛め出場を回避。2本目までは田中、3本目は平戸と、2人の新人が試された。田中はドリブル突破で好機を演出。平戸は戦況を読みながら前線に上がり、シュートのこぼれ球に詰めて先制点を挙げた。平戸は「出来はよかった」と手応えを口にした。

新人たちに負けじと、主力組も奮闘。3本目から出場した小笠原が攻撃を活性化させると、中村が右クロスを足で合わせ2点目を決めた。中村は「得点だけが全てではない。ゲーム感はまだまだ」と表情を引き締めた。 (藤崎徹)

2016年1月23日土曜日

◆MF増田誓志が韓国・蔚山現代と契約延長「自分にとっていい環境」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/world_other/20160122/393875.html



 韓国の蔚山現代に所属する元日本代表MF増田誓志が同クラブのインタビューに応えた。21日、公式HPが伝えている。

 2015年シーズン終了後、1年間の新契約でクラブと合意した増田。その理由について問われると、「監督のスタイルや蔚山での生活など、たくさんの部分が自分のプレーにとっていい環境です。でも多くの方のサポートがあったにもかかわらず、それに報いることができていません。だから新契約を受け入れました」と明かした。

 監督のスタイルを理由に挙げた増田だが、チームを率いる元サガン鳥栖指揮官のユン・ジョンファン監督も、同選手に信頼を寄せているようだ。中盤でのフィジカルの強さに加え、的確なパス能力を備えていると高く評価している。

 昨シーズンの蔚山現代はKリーグで7位に終わった。増田は「良くなかったシーズン」と振り返り、「僕は自分のことを経験豊富な選手だと思いますけど、その経験をチームのために生かせていません」と反省を口にした。

 その上で、新シーズンの目標を「優勝」と設定。「僕が蔚山に来てからまだ優勝がありません。チームが一歩上がって行くためには優勝が必要です。今年はファンが喜べる結果を出します」と抱負を語った。

 現在30歳の増田は、鵬翔高校卒業後2004年に鹿島アントラーズに入団した。1年目から出場機会を得て、2007年から2009年までのリーグ3連覇にも貢献。2010年にモンテディオ山形へ期限付き移籍した後、翌2011年からは再び鹿島でプレーし、2013年に蔚山現代へ移籍した。2014年3月に大宮アルディージャへの期限付き移籍をするが、移籍期間満了に伴い1年で蔚山現代へ復帰している。日本代表として2012年に国際Aマッチ1試合の出場を果たしている。

◆シャルケ内田 チーム練習に復帰 昨年6月手術の右膝もう大丈夫(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/01/23/kiji/K20160123011905710.html

 昨年6月に右膝を手術して以来、リハビリを続けていたシャルケのDF内田が21日、チーム練習に復帰した。

 クラブがツイッターなどで明らかにしたもので、公表された動画ではゲーム形式の練習でスライディングをする姿も。ドイツの専門誌キッカー(電子版)は「全く問題なかった。実戦復帰も遠くないとみられる」と報じた。昨年12月に日本で行われたトークショーで、内田は右膝の状態に関し「あとちょっとですね。筋力は(14年の)W杯前よりも全然、強くなっている。自分でもびっくりするぐらい」と話していた。

◆カマタマ、J1鹿島と対戦/2月14日・丸亀(四国新聞社)


https://www.shikoku-np.co.jp/sports/kamatamare/20160122000146

 J2カマタマーレ讃岐は21日、J1鹿島とのプレシーズンマッチを2月14日に香川県丸亀市金倉町のPikaraスタジアムで開催すると発表した。試合開始は午後1時。カマタマーレがプレシーズンマッチを行うのはJ2昇格後初めて。

 鹿島は昨季、ヤマザキナビスコ・カップで3年ぶり6度目の優勝を飾り、J15位。日本代表のMF柴崎岳や元日本代表のMF小笠原満男らが所属している。

 前売り券は22日から販売開始。主な価格はA席が大人2500円、小中高生1千円。B席が大人1500円、小中高生500円。当日券の販売も予定している。未就学児の入場は大人1人につき、1人無料。コンビニエンスストア店頭やインターネットなどから購入できる。ただし、マルナカでの販売は23日から。問い合わせは同クラブ事務所〈087(887)3280〉。

◆【U23】滑り込みで代表選出されたドリブラー・豊川が大仕事「次も勝って五輪に」(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20160123-OHT1T50053.html



 ◆16年リオデジャネイロ五輪最終予選兼U―23アジア選手権 ▽準々決勝 日本3―0イラン(22日、アブドゥラー・ビン・ハリファ・スタジアム)

 追加招集されたドリブラーが大仕事をやってのけた。U―23(23歳以下)日本代表はイラン戦の延長前半6分、途中出場のMF豊川雄太(21)=岡山=が頭で貴重な先制ゴールをたたき込んだ。昨年12月の石垣島合宿でアピールに成功し、残り2枠の代表メンバーに滑り込みで選出された伏兵が、劣勢のチームを救った。

 これぞスーパーサブの働きだ。貴重な決勝ゴールを決めた豊川が、手倉森ジャパンのラストピースとして、大仕事を果たした。

 「セイ(室屋)がうまく上げてくれましたから、僕はDFとの駆け引きに勝ったかなと思います。決めてやるぞ!という気持ちでピッチに入りました。一喜一憂していられない。次も勝って五輪に行きたい」

 2列目からゴール前に飛び込んだゴールは、まさに豊川の形だ。高校時代、FWから2列目のセカンドトップに転向。大津高(熊本)の平岡和徳監督(50)=当時=は「最前線のFWよりも少し下げた方が持ち味が出る。他の選手がなだれ込む時に、ここに来そうだ…と判断する力を持っている。先見の明がある」と才能を見抜いていた。独特の嗅覚が劣勢の日本を救った。

 13年にDF植田と共に大津高から鹿島に入団した。当初は筑波大に進む予定だったが「プロから声がかかったチャンスを逃したくない」と翻意。「入団後に早大の人間科学部の通信課程をこなす」という条件で両親を説得し、プロの世界に飛び込んだ。U―23日本代表でも昨年12月の石垣島合宿で存在をアピールし、今度は滑り込みでメンバー入り。再び土壇場で力を発揮し、窮地のチームを勇気づけて土壇場のゴールラッシュを生んだ。

 手倉森監督が海外組の中心、MF南野を残したまま切ったスペシャルカード。豊川が準決勝でもリオ五輪への切り札となる。

◆滑り込み招集の男 豊川が千金Vヘッド!「駆け引きに勝った」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/01/23/kiji/K20160123011907280.html

U―23アジア選手権準々決勝  日本3―0イラン (1月22日  カタール・ドーハ)

延長前半にゴールを決める豊川

 リオ切符に王手をかける一撃だ。大柄なイラン相手DFの間に1メートル73の伏兵は潜んでいた。延長前半5分、室屋の左足クロスが入る。途中出場の豊川がDFの間を抜け出し、ドンピシャのヘディング弾を決めた。「(室屋)成がうまく上げてくれた。DFとの駆け引きに勝ったなと。しびれる展開だった。決めてやるぞと思ってピッチに入りました」。ゴールの瞬間、ベンチに走り、全員で喜びを分かち合った。手倉森監督とも抱擁を交わした。

 滑り込み招集の男だ。日本協会は今予選メンバーのうち21人を昨年12月18日に発表。豊川の名はなかった。それでも昨年末の石垣島合宿では紅白戦でアシストを記録するなど懸命にアピールを続け、残り2枠に選出された。最後の最後で選ばれたからこそ「ここに来られなかった人の分まで頑張りたい」と熱いプレーを約束していた。

 昨年3月のリオ五輪アジア1次予選では初戦のマカオ戦で得点をするなど存在感を見せた。一方で昨季の鹿島では出番に恵まれずU―22(現U―23)代表でも当落線上の域を出ることができなかった。「俺は人数合わせ要員なのかな」と明るいキャラクターに似合わず気を落とすこともあった。それでも諦めず、地道にアピールを続けた。大事な舞台で努力は花開いた。

 今季は出場機会を求めてJ2岡山に期限付き移籍する。鹿島OBである岡山の元日本代表DF岩政が鹿島まで訪れ、フロントと話し合いを持ってくれたことに感銘を受けた。鹿島はもちろん、自身を必要としてくれた岡山や先輩に感謝の意を表す意味でもこの予選に懸けてきた。「一喜一憂してられない。次も勝ってリオ五輪切符を獲りたいです」。殊勲の男は力強く前を向いた。

 ◆豊川 雄太(とよかわ・ゆうた)1994年(平6)9月9日生まれ、熊本県出身の21歳。大津高では植田(鹿島)とチームメート。13年に鹿島に入団し、J1通算23試合2得点。今季からJ2岡山に期限付き移籍。U―19から各年代別代表に選出。1メートル73、62キロ。利き足は右。

◆“残り2枠”に滑り込んだU-23MF豊川が均衡破る先制ヘッド「みんなに感謝」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?181550-181550-fl



[1.22 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選準々決勝 U-23日本 3-0(延長) U-23イラン アブドゥッラー・ビン・ハリーファ・スタジアム]

 残り2枠からリオデジャネイロ五輪アジア最終予選のメンバーに滑り込んだMF豊川雄太(岡山)が“鬼門”突破に大きく貢献した。

 一進一退の攻防が続いていた後半43分から途中出場した豊川。「途中出場の僕が点とることができれば、少しは楽になるのかなと。『決めてやるぞ』という気持ちでピッチに入りました」と話した通り、延長前半6分にDF室屋成(明治大)が右サイドから上げたクロスを頭で合わせて、均衡を破った。

「(室屋)成がうまく上げてくれましたから、あとは僕がディフェンスとの駆け引きというところで勝てたかなと思います。『やってやったぞ』という気持ちと、みんなに感謝というところでベンチに行きました」

 U-23代表はその後、MF中島翔哉(F東京)の2得点を追加し、3-0で勝利。これまで手倉森ジャパンは、2014年1月のAFC U-22選手権、同年9月のアジア大会のいずれも準々決勝で敗れていたが、“鬼門”のベスト8をついに突破した。

「僕たち、一つ自信になりました」と4強入りを喜ぶ豊川だが、笑顔はない。「一喜一憂していられないので、次、準決勝いきますし、そこで必ず勝ってリオの切符を取りたいなと思います」と、まずチームについて語ったが、個人としては「最初から出ても、途中から出ても、得点と取るというところで結果を出していきたい」と静かに次戦へ闘志を燃やした。

◆“試合を決めて来い”と背中を押されて…千金弾のMF豊川「皆を少しでも助けられた」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?181554-181554-fl



[1.22 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選準々決勝 U-23日本 3-0(延長) U-23イラン アブドゥッラー・ビン・ハリーファ・スタジアム]

 駆け引きに勝った男は、ゴール前でフリーになった。スコアレスのまま前後半90分を終えて迎えた延長後半5分、右サイドのDF室屋成(明治大)が左足で送ったクロスは鮮やかな軌道を描いて、ゴール前へと向かってくる。そして、落下地点に飛び込んだのが、途中出場のMF豊川雄太(岡山)だった。

 手倉森誠監督が「スタメンは中島(翔哉)ではなく豊川だった」と明かしたように、前日までの準備では先発予定。本人も「前日練習ではセットプレーも僕しか蹴っていなかったし、主力組で練習していたので、先発かなという思いはありました」と明かす。しかし、指揮官から食事の際に「後半途中から行くぞ」と伝えられ、イラン戦はベンチからスタートとなった。

 スコアレスのまま後半を迎えると、ウォーミングアップを繰り返した。「自分の感覚的なもので、残り10分か15分くらいで呼ばれるかなと思っていて、それに合わせてアップをしていました」。そして、後半43分に満を持してピッチへと送り込まれる。「試合を決めてこい」(手倉森監督)と背中を押されて――。

 迎えた延長前半5分、試合の均衡を破る一撃を叩き込む。右サイドでボールを受けたDF室屋成(明治大)が深い切り返しから左足でクロスを送ると、「相手2CBの間にクロスが上がる瞬間にポジションを取った」豊川がフリーでゴール前に走り込む。落ちてくるボールに合わせて宙を舞うと、ヘディングで合わせたシュートはネットを揺らし、価値ある先制ゴールが生まれた。

「ディフェンスとの駆け引きに勝てた」ことでフリーになったが、そこにボールが来なければゴールには結び付かない。だからこそ、「成のボールがすごい精度が高くて良かった」とアシストした室屋への感謝を示すと、「すべてがイメージどおりのゴールでした」と満足気に振り返った。

 ゴールが決まった瞬間、喜びを爆発させた豊川は一目散にベンチへと駆け寄り、歓喜のパフォーマンスを披露する。ダンスを踊っているように見えたが、「あれは踊りじゃないです」と否定すると、「ただ、意味が分からんようになって、変になっちゃったんですよ。興奮し過ぎました」と苦笑した。

 指揮官の期待に応える値千金の先制ゴール。この得点で勢いに乗ったチームは、その後MF中島翔哉(F東京)に2得点が生まれて3-0の快勝を収めた。殊勲の男は「皆を少しでも助けられたかなと思います」と充実の表情を見せた。

(取材・文 折戸岳彦)

◆値千金の決勝弾…豊川雄太「決めてやるぞという気持ちだった」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20160123/394205.html



 AFC U-23選手権カタール2016(オリンピック・アジア最終予選)準々決勝が22日に行われ、U-23日本代表とU-23イラン代表が対戦。日本が3-0で勝利を収め、ベスト4進出を果たした。

 試合後、決勝点を挙げたファジアーノ岡山MF豊川雄太がインタビューに応じた。

 豊川は得点の場面について「成がうまく(クロスを)上げてくれた。あとは自分が、DFとの駆け引きに勝てたと思う」と振り返り、ゴール後にベンチへと駆け寄ったことについて「“決めてやるぞ”という気持ちでピッチに立って、“やってやったぞ”という気持ちと感謝の気持ちでベンチに向かった」と回想した。

 88分から途中出場した豊川は、ベンチで見守っていた戦況について「苦しい、しびれる展開になっていた。途中出場の僕が点を取れば、少しは楽になると思っていた。そう思ってピッチに立った」と言い、「自信になったけど、一喜一憂していられない。準決勝で必ず勝って、リオへの切符を取りたい」と意気込みを語った。

 日本は26日の準決勝で、UAE対イラクの勝者と対戦する。豊川は「最初から(先発出場)でも、途中から出ても、得点という部分で結果を出したい」と、準決勝を見据えていた。

◆U-23・櫛引、好セーブ!出場3試合ですべて完封(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20160123/jpn16012305010007-n1.html

劣勢だった前半。GK櫛引(左から3人目)がパンチでクリア (共同)

 U-23アジア選手権(22日、日本3-0イラン、ドーハ)試合終了の笛の音が響き渡ると、GK櫛引はピッチの上に座り込んだ。クロスバーに2本のシュートが当たる幸運もあったが、枠内シュート6本を放ったイランに得点を許さなかった。1次リーグでの2試合(北朝鮮戦、タイ戦)に続き、出場3試合ですべて完封。「守備陣が0点に抑えてよかった。キックミスも多かったが一つ一つ戦って成長していければと思う」と振り返った。


◆GK櫛引政敏0封、鉄壁防御で勝利呼び込んだ(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/u23/news/1595578.html

GK櫛引政敏0封、鉄壁防御で勝利呼び込んだ

<リオデジャネイロ五輪最終予選兼U-23アジア選手権:日本3-0イラン>◇準々決勝◇22日◇ドーハ

 日本代表のGK櫛引政敏(22=鹿島)が鉄壁の防御で完封に貢献した。

 イランに何度もゴールを脅かされながらも、スーパーセーブを連発。1-0の延長前半15分には、ペナルティーエリア内で相手MFのM・カリミに打たれたシュートを枠からはじき出した。「延長の1点差だったときに失点しなかったのは、今後の自信になる。1つ1つ戦いながら成長していきたい」。

 今大会は4試合で1失点(PK)のみと、抜群の安定感が光っている。

◆クロスバーが日本を救う…守護神・櫛引もビッグセーブ連発「チーム全体で守備が出来ている」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?181551-181551-fl



[1.22 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選準々決勝 U-23日本 3-0(延長) U-23イラン アブドゥッラー・ビン・ハリーファ・スタジアム]

 クロスバーが日本を救った。後半12分、日本は左サイドからクロスを上げられると、FWミラド・モハマディに合わされたヘディングシュートがゴール方向に向かう。ボールはGK櫛引政敏も防ぎようがないコースに飛んだが、クロスバーに跳ね返り、スコアが動くことはなかった。

 3点のリードを奪った後の延長後半11分にも、イランのシュートがクロスバーを直撃。クロスバーによるセーブがなければ、日本のリオ五輪出場の道は断たれていたと言っても過言ではない試合だった。

 しかし、守備陣の奮闘があったのも事実だ。特にGK櫛引の落ち着いたセービングは目を引いた。1点を先行した後の延長前半14分にはイランにゴール前への抜け出しを許すも、判断よく前に出て同点弾を防ぐ。同17分にもビッグセーブを見せて、ゴールラインを割らせることはなかった。

「まずは最後ゼロで抑えて勝てたのが良かった」と話した櫛引。「チーム全体で守備が出来ている。継続して行ければ」と手ごたえを語ると、「勝たないとオリンピックはない。チーム全体で全力で取りに行きたい」と勝負の準決勝に向け、気合を入れ直した。

◆好守連発で完封勝利に貢献…GK櫛引「人生で1回の五輪へ全力で」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20160123/394213.html

 AFC U-23選手権カタール2016(オリンピック・アジア最終予選)準々決勝が22日に行われ、U-23日本代表とU-23イラン代表が対戦。日本が3-0で勝利を収め、ベスト4進出を果たした。

 試合後、鹿島アントラーズGK櫛引政敏がインタビューに応じた。

 120分間、イランの攻撃を無失点に抑えた櫛引は「3点を取って、守備陣は失点ゼロで抑えることができて良かった」と、第一声。何度も好守を見せた自身のプレーについて「延長戦で1点取った後、大きなピンチで失点しなかったことが大きかったと思う。そこは自信を持っていきたい。ただ、最後のところでキックミスが多かった。1つ1つ戦って、成長していければと思う」と、手応えを示しつつも、改善点も口にしている。

 日本はイランのロングボールに苦しめられる場面が多かった。最後尾からチームを支えた櫛引は、「前半、相手は勢いよく長いボールを入れてきたが、うちはセンターバックに高さがある。落ち着いて対応しながら、そこ(センターバック)を越えてくるボールは自分がキャッチしに行ったり、そこの部分の判断は練習の中でもやってきた。イメージどおりプレーできたと思う」と、日々のトレーニングの成果を語った。

 日本は今大会、4試合を終えて1失点。PK以外ではゴールネットを揺らされていない。チームの守備力について問われた櫛引は、「チーム全体で守備をできている。今日みたいに、守備陣も最後の最後で踏ん張ってやれている。継続していきたい」と、自信を見せた。

 日本は26日の準決勝で、UAE対イラクの勝者と対戦する。櫛引は4日後の準決勝に向けて、「まず、次で勝たないとオリンピック出場はできない。人生で1回のオリンピックだと思う。チーム全体で全力で(出場権を)取りに行きたい」と、意気込みを語った。

◆鹿島宮崎キャンプ 鈴木、紅白戦でアピール(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14534756126554

セットプレーの練習に取り組む鈴木(左)=宮崎市

J1鹿島の宮崎キャンプは22日、KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場などで行った。練習は序盤の4日目で、選手によってまだコンディションのばらつきがある中、19歳の鈴木が威勢のいいプレーを見せた。

午後練習で実施した紅白戦で、鈴木は右の攻撃的MFでプレー。鋭いドリブルで右サイドを何度も突破し、シュートも積極的に放った。

鈴木は昨年9月のG大阪戦で、鹿島の高卒新人としては2004年の増田(韓国・蔚山現代)以来2人目となるデビュー戦ゴールを決めるなど、終盤戦に頭角を現した。今季は「出た試合は全部点を取るつもりでやる」と昨季の7試合2得点以上の成績を目指す。

23日は宮崎産業経営大との練習試合が組まれている。鈴木は「アピールできる場。得点を狙う」と、がむしゃらにゴールを狙う構えだ。 (藤崎徹)

2016年1月22日金曜日

◆“鬼門”に挑むU-23代表、DF植田「今回は違った結果になる」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?181441-181441-fl



 準々決勝。ここが手倉森ジャパンの鬼門となっている。リオデジャネイロ五輪アジア最終予選(AFC U-23選手権)でグループリーグ3連勝と勢いに乗るU-23日本代表は、22日にベスト4を賭けてU-23イラン代表と対戦する。

 14年1月に行われたAFC U-22選手権ではイラク(●0-1)、そして同年9月のアジア大会では韓国(●0-1)に準々決勝で敗れた。ともに先発フル出場を果たしているDF植田直通(鹿島)はサウジアラビア戦翌日に、「やっときたという感じがありますが、いつもここが僕たちの壁になっているので、必ず乗り越えなければいけない」と静かに闘志を燃やした。

 アジア大会から約1年4か月。当時と比べて「雰囲気は違うと思うし、競争意識もより生まれているので、そういう部分はプラスになっています」とチームの成長を感じている。何よりも2度の苦い経験を味わったことで、準々決勝突破に賭ける意気込みが違う。

「ベスト8に対する思いは皆強いです。今回は違った結果になると思うので、しっかりとチーム全員で乗り越えていきたい」

 リオ五輪出場権を獲得するには3位以内に入る必要があり、そのためには鬼門を必ず突破しなければならない。「最後まで集中力を切らさないこと。1点がものすごく大事な展開になってくるので、相手にやらせず、まず点を取ることを意識してやっていきたい」と勝利へのポイントを挙げた。2度の屈辱を味わった舞台で植田は真価を発揮し、ただ勝利だけを目指す。

(取材・文 折戸岳彦)

◆【進め!ギラヴァンツ北九州】元日本代表 MF本山雅志選手(36) [福岡県](西日本新聞)


http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_kitakyushu_keichiku/article/219700

「見ている人が楽しんでくれるようなプレーができれば」と意気込みを語るMF本山雅志選手


「見ている人が楽しんでくれるようなプレーができれば」と意気込みを語るMF本山雅志選手

 ●原点回帰 みんなでJ1へ 

 18日から長崎県島原市で1次キャンプがスタートし、2月28日の開幕戦に向けてチームづくりを進めるサッカーJ2のギラヴァンツ北九州。今季、J1鹿島アントラーズから加入した元日本代表、MF本山雅志選手(36)=若松区出身=に、地元でプレーすることへの思いや、今季への意気込みなどを聞いた。

 -新チームが練習を始めて1週間余り。チームの雰囲気は。

 「明るい雰囲気で、まじめな選手が多いチームだなと感じている。もともと知っている選手もいるし、良い環境でサッカーをやらせてもらっている」

 -ギラヴァンツへの移籍を決めた理由は。

 「鹿島の退団が決まって、このチームが最初に誘ってくれた。海外で経験してみたいというのも少しはあったが、(ここでやろうという)気持ちは強く、あまり迷いはなかった。熱心に話をしてくれたこと、地元であることが決め手になった」

 -本山選手にとって、地元でプレーする意味とは。

 「生まれ育った街で、両親やたくさん友だちもいる。小さいころからサッカーが大好きで、僕にとってはここが原点。(自らが発起人となった地元での)サッカー大会も6年目になるが、地域への感謝や、サッカーを通じて子どもたちが成長し、Jリーグを目指す選手が出てきてくれたらいいなという思いを込めて始めた。(地元でのプレーも)その気持ちのままですね」

 -北九州の人たちに、どのようなプレーを見せたいか。

 「チームに流れを持ってきたり、周りを生かせるような動きだしをしたり、パス出しできたらいいなと思う。見ている人が楽しんでくれるプレーが理想だ」

 -クラブは集客に課題も。

 「もっと人を増やしたいし、期待に応えるには順位も上げていかないといけない。北九州のみんながギラヴァンツを応援してくれるようにするには、すごく責任感がある。チームやスタッフ、街の人たち、メディアの人も含めてみんなでつくり上げていきたい」

 -背番号「43」に込めた思いは。

 「東福岡高校時代に、練習試合用の黒ユニホームで最初にもらった番号が『43』だった。好きな番号でもあるし、原点に立ち返ろうと思って希望した」

 -長年、鹿島で背番号「10」を背負ってきた。こだわりはなかったのか。

 「新たな出発としてここへ来たので、特にないですね」

 -今年は本城陸上競技場を本拠地としてプレーする最後の年。本城での思い出は。

 「小中学校のとき、自主練習をするために本城まで走って来ていた。サブグラウンド横の芝生で、ボールを蹴るのがすごく楽しかった。中学生のときには、本城で合宿をやっていた鹿島と、横浜マリノスのプレシーズンマッチで得点板をつけたこともある。その後、自分が鹿島に入団するのも不思議だったし、本城最後の年に北九州に帰ってきたのもすごい偶然だ」

 -今季、どう戦いたいか。

 「1年間しっかりコンディションを整えて、目標達成に向けてやりたい。(スタジアムが)満杯になれば選手もモチベーションが上がる。北九州の人たちがみんな一緒にJ1へ上がろうと思ってくれるように、しっかり戦いたい」

=2016/01/21付 西日本新聞朝刊=

◆2016プレシーズンマッチ開催の件(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/game_info/52602

2016シーズンのプレシーズンマッチが以下の日程で開催されることになりましたのでお知らせいたします。

■2016Jリーグプレシーズンマッチ
大会名: 「レクザム presents 2016Jリーグプレシーズンマッチ inさぬき」
対戦カード: カマタマーレ讃岐 vs 鹿島アントラーズ
日時: 2月14日(日) 13:00キックオフ
場所: Pikaraスタジアム(香川県立丸亀競技場)
※チケット販売等の詳細についてはカマタマーレ讃岐の公式サイトをご覧ください。
カマタマーレ讃岐公式サイト http://www.kamatamare.jp/

■いばらきサッカーフェスティバル2016
対戦カード: 鹿島アントラーズ vs 水戸ホーリーホック
日時: 2月21日(日) 14:00キックオフ
場所: 県立カシマサッカースタジアム
※チケット販売等の詳細については、後日オフィシャルサイトにてご案内いたします。


2016年1月21日木曜日

◆湘南・三竿 U23代表の弟・健斗から刺激「いつか日の丸を」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/01/21/kiji/K20160121011894330.html

U23代表・健斗の兄、湘南DF三竿

 湘南DF三竿が、リオ五輪アジア最終予選に参加中の弟・健斗に刺激を受けた。弟が4―3―3のアンカーで今大会初先発した19日のサウジアラビア戦は、前半のみテレビ観戦。

 「(チームで)一番若い年代で出て、しっかりチームの勝利に貢献できているので、うれしいですよね」と目を細め「自分もいつか日の丸をつけたい」と誓った。自身は年代別を含めて日本代表歴がないが、まずはチームで結果を残してアピールする。

◆DF三竿、初の予選の舞台に「国歌を歌うとき鳥肌が立った」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?181391-181391-fl



[1.19 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選GL第3節 U-23サウジアラビア 1-2 U-23日本 スハイム・ビン・ハマド・スタジアム]

 チームを和ますムードメーカーが、ついにピッチに立った。2連勝でB組首位通過を決めているU-23日本代表は、第2戦タイ戦から先発10人を入れ替え、第3戦サウジアラビア戦に臨む。チームで一番年下の代となる19歳のDF三竿健斗(鹿島)は手倉森ジャパン初の公式戦出場、そして予選初出場を迎えた。

 昨年12月30日、最終予選メンバーの残り2名が発表され、三竿はMF豊川雄太(岡山)とともに滑り込みでの選出を果たす。自身は「選ばれると本当に思っていなかったので、言葉が出ないという感じでした」とメンバー入りに驚きを隠さなかったものの、カタール入り後も手倉森誠監督から2日続けて個人指導を受けるなど、日々成長を遂げてきた。

 そして、ピッチ外では仲間の誕生会に一発芸を披露するなど、チーム内に良い雰囲気をもたらすムードメーカーとして存在感を発揮。だが、今予選では第2戦まで出場機会を得られなかったことで、「試合に出たときに自分のプレーを出せるように準備したい」と次はピッチ内で輝きたいと燃えていた。

 迎えたサウジアラビア戦の国歌斉唱。「国歌を歌うときには鳥肌が立ったし、いつもとは違う何かがありました」と初の予選の舞台に立つと、「平常心でやろうと思っていて、力み過ぎないようにしようと思っていました」とキックオフのときを迎えた。

 4-3-3のアンカーの位置に入ると、サウジアラビアのトップ下に入るMFムハンマド・カンノを監視下に置いて自由を奪おうと奮闘。ボールを持てば「だいぶ、スペースもあったので左右に振ろうと考えていました」と的確なパスで攻撃にリズムを生もうとした。

 手倉森ジャパン初の公式戦、そして予選初出場に「ある程度はできたと思いますが、もっとやれると思うので、まだまだだと思います」と反省を口にしつつも、ようやく訪れたプレー機会に充実感を漂わせていた。

(取材・文 折戸岳彦)

◆ケルンFW大迫がSNSでファン交流…内田のかっこよさは「ハンパない」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20160121/393408.html



 ケルンに所属するFW大迫勇也が20日、クラブ公式ツイッター(@fckoeln_jp)に登場し、ファンからの質問に応えた。

 大迫は、「(一番仲の良いチームメイトは?)ヨナス・ヘクター」「(ドイツ生活で1番大変なことは?)言葉!」「(旅行で行きたい場所は?)スペイン!」「(なにラーメンが好き?)とんこつ」「(今季の目標は?)もっと点を獲る」「(サッカーを始めたきっかけは?)兄貴がやってたから」「(オフはなにをしていますか?)家族で散歩」などと答えた。

 また、もっとも思い出に残っているスタジアムを問われ、「もちろん鹿島スタジアム」と2013年までプレーした古巣鹿島アントラーズの本拠地を挙げると、「(小笠原満男選手が昨年のヤマザキナビスコカップでMVPを受賞したことに関して一言)さすがです、ボス!」「(本山雅志選手との思い出は?)モトさんが鹿島にいないのは寂しい」と、かつての同僚について明かした。

 そして、「(『大迫半端ないって』を知ってた?)たくさんいじられてたんで 笑」と“話題のフレーズ”に関する質問にも回答。「よく家族でご飯に行きます」というシャルケの日本代表DF内田篤人については「(うっちーはどれくらいかっこいい?)ハンパないです」とコメントした。

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