日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年2月28日土曜日

◆バイエルンが直近3試合で大量18ゴール…大迫先発のケルン下し4連勝(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20150228/285673.html


バイエルン戦に先発出場したケルンのFW大迫勇也(左)[写真]=Bongarts/Getty Images


 ブンデスリーガ第23節が27日に行われ、首位バイエルンとFW大迫勇也、MF長澤和輝が所属するケルンが対戦した。大迫は3試合連続で先発出場を果たしたが、長澤はベンチスタートとなった。

 試合は開始3分に動く。CKのチャンスを得たバイエルンはアリエン・ロッベンのクロスにバスティアン・シュヴァインシュタイガーがヘディングで合わせ、早くも先制点を奪う。10分、ロベルト・レヴァンドフスキのシュートはティモ・ホルンのセーブに阻まれるが、大きく弾いたボールを繋ぐと、最後は左サイドでパスを受けたフランク・リベリーがドリブルでペナルティエリア内に切り込みシュート。グラウンダーのシュートはゴールに吸い込まれた。開始10分で2点をリードする。

 対するケルンは、圧倒的にボールを支配するバイエルンを前になす術がない。そのまま前半を終えようとしたアディショナルタイム、ケルンがCKを獲得する。ヨナス・ヘクターがショートコーナーで始めると、パス交換からエリア外右のマティアス・レーマンがクロスを供給。アンソニー・ウジャーのヘディングシュートで1点を返して前半を終える。

 ケルンは後半開始から大迫に代えてマルセル・リッセを投入する。58分、カウンターからチャンスを作り出す。リッセが左サイドをドリブルで突破すると、ゴール前に走り込んだウジャーにラストパス。ウジャーのシュートはマヌエル・ノイアーの好セーブに遭い、直後のCKからもリッセがゴールを狙うが、ノイアーに防がれてしまう。

 果敢に攻めるケルンだったが、一瞬の隙をつかれる。67分、リベリーのクロス反応したロッベンがヘディングで左サイドネットを揺らす。現在、ブンデスリーガ得点ランキングで単独首位を走るロッベンがゴール数を17に伸ばした。75分には、先ほどゴールを奪ったロッベンが、エリア内左で飛び出した相手GKと1対1になったところでクロスを上げる。ゴール前フリーのレヴァンドフスキがヘディングシュートを決め、さらにリードを広げた。

 最後まで反撃を試みるケルンだったが力及ばず。4-1でバイエルンが快勝し、リーグ戦4連勝を収めた。次節、バイエルンはDF酒井宏樹と日本代表MF清武弘嗣が所属するハノーファーと、ケルンは同MF長谷部誠と同MF乾貴士が所属するフランクフルトと対戦する。

【スコア】
バイエルン 4-1 ケルン

【得点者】
1-0 3分 バスティアン・シュヴァインシュタイガー(バイエルン)
2-0 10分 フランク・リベリー(バイエルン)
2-1 45+1分 アンソニー・ウジャー(ケルン)
3-1 67分 アリエン・ロッベン(バイエルン)
4-1 75分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)

◆鹿島植田が失点を猛省「練習しかない」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1439620.html

 鹿島のU-22日本代表DF植田直通(20)が猛省した。

 前日25日のACLウェスタンシドニー戦に1-3で敗戦。決勝点となった2失点目は、自身がゴール前に取り残されたためオフサイドを取れなかった。試合後にセンターバックのコンビを組む昌子とも話し合い「個人的に映像も見た。次にどうつなげるか。反省点を踏まえて練習していくしかない」。3月4日の敵地FCソウル戦でリベンジする。


◆U-18Jリーグ選抜vs日本高校選抜!「NEXT GENERATION MATCH」は互いに負けられない戦い(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?157907-157907-fl



 「富士ゼロックススーパー杯」が開催される28日の午前、日産スタジアムで「NEXT GENERATION MATCH」が行われる。第93回全国高校サッカー選手権の優秀選手を中心に結成された日本高校サッカー選抜と、Jクラブユースチームから選抜されたU-18Jリーグ選抜が激突。10年の第1回から13年まではJユース選抜が2勝2分と無敗を続けていたが、昨年は高校選抜が初勝利を飾った。未来の日本サッカーを支える才能たちの熱い戦いに注目だ。

 U-18Jリーグ選抜の熊谷浩二監督(鹿島ユース)は「素晴らしい環境の中で素晴らしい高校選抜と試合ができることは嬉しく思います。勝ちを追求しながら試合をしたいと思っています」と語り、日本高校選抜の大野聖吾監督(大垣工高)は「この高校選抜もこの環境で試合をさせて頂く感謝の気持ちをもって臨みたい。4000校以上ある高校の代表選手という気構えも選手たちに伝えていますし、こちらも勝ちにこだわっていきたい」と誓った。

 U-18Jリーグ選抜は高校1、2年生のみのメンバー。昨年のJユースカップで優勝した鹿島ユースからMF千葉健太やDF町田浩樹ら最多6選手が選出されているほか、昨年のナビスコ杯でG大阪のトップチームデビューを果たしているFW高木彰人やMF市丸瑞希(ともにG大阪ユース)、DF藤谷壮(神戸U-18)、DF庄司朋乃也(C大阪U-18)といったU-18日本代表の中心選手たちが名を連ねる。また先日のプレシーズンマッチで横浜FMトップチームの先発を務めたFW和田昌士(横浜FMユース)も追加招集されるなど注目度の高いチームになっている。

 一方、日本高校選抜は2月8日から10日までの期間で27選手による選考合宿を行い、市立船橋高から磐田入りしたGK志村滉をはじめ、全国高校選手権で初優勝した星稜高のMF前川優太とMF平田健人らがメンバー入り。また、昨年U-19日本代表に選出されたMF鈴木徳真とMF渡邊凌磨ら全国4000校を超える高校を代表する選手たちで構成されたチームだ。過去の「NEXT GENERATION MATCH」では下級生に当たるU-18Jリーグ選抜に苦杯を喫してきたが、昨年はFW木戸皓貴(東福岡高→明治大)の決勝ゴールによって1-0で初勝利。今年は必ず連勝して通算成績を2勝2分2敗の五分とする。

 U-18Jリーグ選抜の千葉は「素晴らしい選手と、素晴らしい相手と、素晴らしい環境で試合ができる。これからの将来へ向けても大事な試合になると思うので、勝ちたい」と誓い、日本高校選抜の志村は「(大野)監督もおしゃっていた通り、4000校以上の代表という自覚を持って勝負にこだわって戦いたいと思います」と意気込んだ。ユースチームと高体連チームとが比較される中で、互いに負けられない意地がある。U-18Jリーグ選抜の熊谷監督が「準備期間を考えれば、非常に難しい事なのかもしれませんが、その難しい中で結果を求めるということが私たち指導者、子どもたちにとっても今必要なことではないか」と語ったように、両者ともに、内容以上に結果にこだわって白星を目指す。

(取材・文 吉田太郎)

2015年2月27日金曜日

◆日本人対決が期待されるダービー、香川&内田が揃って出場に黄信号(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20150226/285162.html


香川(左)と内田(右)[写真]=Getty Images/VI Images via Getty Images


 日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは、28日に行われるブンデスリーガ第23節でDF内田篤人が所属するシャルケとの“ルール・ダービー”を迎える。

 ライバル同士の好勝負に期待がかかる一戦だが、両選手の出場が危ぶまれている。26日付のドイツ紙『ビルト』によると、香川はウイルス性胃腸炎に感染している模様。この体調不良を理由に、24日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグのユヴェントス戦では出番がなかったのだろうと伝えた。

 ドルトムントはここ数週間、チーム内で風邪が流行。香川の他、スロベニア代表MFケヴィン・カンプルとセルビア代表DFネヴェン・スボティッチもウイルス性胃腸炎に感染しているようで、ユヴェントス戦はベンチ外となっていた。

 香川は直近のリーグ戦3試合に先発出場。チームの復調に合わせるように、前節のシュトゥットガルト戦では2アシストの活躍を見せていたが、体調不良によるダービーへの影響が心配される。

 一方の内田も、未だ別メニューでの調整を行っている。18日のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグのレアル・マドリード戦にフル出場していた内田だが、左太ももと左ひざを負傷。21日のブンデスリーガ第22節のブレーメン戦を欠場していた。

 ドイツ誌『キッカー』は、内田はランニングメニューをこなしている段階で、ドルトムント戦の出場は不透明であると報じた。内田自身も同試合での復帰を目標に掲げているが、「ダービーで復帰できればいいけど、まだ何とも言えません」と語っている。

◆U-23選手権予選に向けてU-22代表予備登録メンバー50人発表!!遠藤や南野ら選出(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?157856-157856-fl



 日本サッカー協会(JFA)は26日、アジアサッカー連盟(AFC)に提出する「AFC U-23選手権2016予選」のU-22日本代表予備登録メンバー50人を発表した。最終登録メンバー23人は3月3日に発表される。

 メンバーにはMF遠藤航(湘南)やMF大島僚太(川崎F)らが順当に選出。海外組のFW久保裕也(ヤングボーイズ)とFW南野拓実(ザルツブルク)もメンバー入りした。また、大学生のDF室屋成(明治大)やDF湯澤聖人(流通経済大)、FW澤上竜二(大阪体育大)の3選手も予備登録された。

 U-22代表は今後、11日に千葉のフクダ電子アリーナでミャンマーと国際親善試合を行う。3月23日から31日まで行われる同大会では、マレーシアで27日にマカオ、29日にベトナム、31日にマレーシアと対戦する。

 以下、予備登録メンバー50人

▽GK
櫛引政敏(清水)
牲川歩見(磐田)
ポープ・ウィリアム(東京V)
永井堅梧(富山)
中村航輔(福岡)

▽DF
松原健(新潟)
山中亮輔(柏)
亀川諒史(福岡)
伊東幸敏(鹿島)
西野貴治(G大阪)
奈良竜樹(F東京)
湯澤聖人(流通経済大)
室屋成(明治大)
川口尚紀(新潟)
岩波拓也(神戸)
安在和樹(東京V)
植田直通(鹿島)
吉野恭平(広島)
三浦弦太(清水)
中谷進之介(柏)

▽MF
大島僚太(川崎F)
遠藤航(湘南)
田鍋陵太(名古屋)
橋本拳人(F東京)
原川力(京都)
矢島慎也(岡山)
井出遥也(千葉)
前田凌佑(神戸)
木村裕(長崎)
野津田岳人(広島)
野澤英之(F東京)
喜田拓也(横浜FM)
中島翔哉(F東京)
石毛秀樹(清水)
秋野央樹(柏)
小林祐介(柏)
前田直輝(松本)
松本昌也(大分)
小泉慶(新潟)
井手口陽介(G大阪)

▽FW
荒野拓馬(札幌)
後藤優介(大分)
澤上竜二(大阪体育大)
久保裕也(ヤングボーイズ)
鈴木武蔵(新潟)
金森健志(福岡)
豊川雄太(鹿島)
浅野拓磨(広島)
南野拓実(ザルツブルク)
北川航也(清水)

◆鹿島の新8番・土居、同点弾は空砲に「チームを助けられる選手に…」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?157807-157807-fl


[2.25 ACLグループリーグ第1節 鹿島1-3ウェスタン・シドニー カシマ]

 同点弾も勝利には結びつかなかった。鹿島アントラーズは0-1の後半23分、高い位置からプレッシャーをかけてボールを奪うと、MFカイオがドリブルで右サイドをえぐってゴール前にクロス。FW高崎寛之がニアにDFを引き付けた背後からMF土居聖真が右足ボレーで合わせ、1-1の同点に追いついた。

「(高崎が)ニアでつぶれてくれて、相手DFもそこに集中していた。カイオが見てくれていて、決めるだけだった」。しかし、チームは終盤に2失点し、新シーズン公式戦初戦は黒星。相手はシーズン中であるのに対し、Jリーグは開幕前という日程面の難しさもあったが、「それは言い訳にしか過ぎない。個人個人が状態を上げていくしかないし、負けて勢いに乗れなかったけど、次に切り替えたい」と悔しさを押し殺し、前を向いた。

 今季から背番号は8に変わった。過去にMF小笠原満男やMF野沢拓也らが付けてきた伝統の番号だ。鹿島の下部組織出身で、MF柴崎岳やDF昌子源らと2011年に同期入団。28番を与えられた土居は、20番の柴崎、23番の昌子らとともに将来的に番号の10の位である「2」が取れ、8番、10番、3番を付ける選手になることが期待されていた。

 そしてプロ5年目の今季、ついに土居は8番、昌子は3番を背負うことになった。「8番は歴代、素晴らしい選手が付けてきた番号。苦しい状況でチームを助けられる選手になりたい」。その言葉どおり、一時は試合を振り出しに戻すゴールを決めた。しかし、結果は敗戦。「0-1から点を取れたのはよかったので、負けてしまったので……」。チームの今季公式戦初ゴールは“空砲”に終わったが、鹿島の新8番が黒星スタートとなったチームを引っ張っていく。

(取材・文 西山紘平)

◆鹿島土居「力負けしてない」切り替える(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1439534.html

 鹿島MF土居聖真(22)が26日、黒星発進となった今季開幕戦からの切り替えを強調した。

 茨城・鹿嶋市内で室内調整。前日25日のACL1次リーグ第1節でウェスタンシドニー(オーストラリア)に1-3で敗れたことに「力負けしたわけではないし、もったいなかった」。

 試合では0-1の後半23分に一時同点となる右足ダイレクトボレーを決めた。「個人的には全くダメだった、通用しなかったというわけではなかった。相手はシーズン中で、うちは今季初戦。そういう意味では、これから伸ばして状態を上げていかないといけない」と、今後の巻き返しを思い描いた。

◆鹿島DF植田 ACL敗戦を糧に誓う「反省する部分はあった」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/02/27/kiji/K20150227009879210.html

 鹿島DF植田がACLの苦い経験を糧にすることを誓った。25日のウェスタン・シドニー戦ではDFラインを崩してオフサイドを取れず、決勝点献上の一因となり「反省する部分はあった」と話した。

 試合後はセンターバックでコンビを組むDF昌子と話し合い、自分でもビデオで振り返ったという。「きのうはホーム試合だったし、あそこで勝ち切れるようにならないといけない」。リオデジャネイロ五輪アジア予選の予備登録メンバーに選出された大型DFは、痛い敗戦をプラスに変えるつもりだ。

◆【鹿島】植田&昌子、ACL初戦の大敗反省(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20150226-OHT1T50247.html

 ACL初戦のWシドニー戦、ホームながら1―3の大敗から一夜明け、試合に出場したメンバーはクラブハウスの室内で軽い調整を行った。

 U―21日本代表DF植田は「反省する部分はいろいろある。個人的に映像を見返した」と神妙に振り返った。試合後はCBでコンビを組んだDF昌子と話し合い、互いに反省。「終わったものは取り返せない。次につなげたい」と3月4日の敵地FCソウル戦での巻き返しを誓った。

◆昌子に怒号も「言う通り。試合壊した」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1439163.html



<ACL:鹿島1-3ウェスタンシドニー>◇1次リーグH組◇25日◇カシマ

 4大会ぶり出場の鹿島が、前回覇者のウェスタンシドニー(オーストラリア)に敗れた。後半9分に先制のオウンゴールを献上。MF土居聖真(22)のゴールで同点としたが、昨季まで広島に在籍したMF高萩洋次郎(28)に決勝弾を浴びるなど残り4分から2失点した。アジア初タイトルへ、いきなりつまずいた。

 鹿島の4季ぶりアジア舞台は痛恨の3被弾で幕を開けた。昨季ACL王者のウェスタンシドニーに前半は1度も決定機を許さなかったが、後半9分の初シュートがオウンゴールになった。相手の右スローインを189センチのアジア杯オーストラリア代表FWユリッチに頭で流され、FWブリッジに右足で打たれる。日本代表DF昌子源(22)がコースに入ったが、伸ばした右足に当たってコースが変わった。

 試合後、サポーターの怒号が昌子の耳に刺さる。「お前に任してんだ。しょうもない試合すんな!」。後半41分には、相手のMF高萩に左サイドを破られて勝ち越し点を献上。ロスタイム3分にはミスパスから3点目をプレゼントした。試合後、昌子は帽子を目深にかぶり「自分が試合を壊した。サポーターの言う通り」とうなだれた。

 前回出場は11年。遠ざかった間に22歳のMF柴崎や昌子、20歳のDF植田が主力になるなど世代交代を進めた。ACL出場経験のある選手は30人中6人。経験を積むはずが、その不足だけ目立つ。シュート4本で3失点。試合週に異例の3回計4時間超のミーティングで相手を分析したが、国内リーグ最下位と絶不調の相手を攻略できなかった。

 反対にシュート12本でMF土居の一時同点弾だけ。アジアの壁にセレーゾ監督は「今は冷静な判断ができない」と頭を抱え、柴崎は無言で悔しさを示した。来月4日の敵地FCソウル戦に向けて改善は急務。アジア杯で敗れた日本代表の課題「決定力不足」を、Jクラブも共有していることがはっきりした。【木下淳】

◆鹿島、黒星発進 試合終盤に連続失点(デイリー)


http://www.daily.co.jp/soccer/2015/02/26/0007771277.shtml



 「ACL、鹿島1-3ウェスタンシドニー」(25日、カシマ)

 H組の鹿島はホームのカシマスタジアムで前回覇者のウェスタンシドニー(オーストラリア)に1-3で敗れた。

 4年ぶりのACLに挑んだ鹿島は、2大会前の決勝に進んだ広州恒大(中国)とFCソウル(韓国)も入る「死の組」と呼ばれるH組。セレーゾ監督はホームでの勝利を「最低条件」としたが、前回王者相手に黒星発進となった。

 後半9分に先制されながらも、土居のゴールで追い付いた。しかし、40分すぎに守備の集中が切れ、連続失点。後半だけで3点を失い、指揮官は「前半は出来が良かったが、後半に持続できなかったのが課題だ。誰かを責めるべきではない」と顔をゆがめた。

◆鹿島、浦和、ともにACL初戦で黒星(日本サッカー協会)


http://www.jfa.jp/news/00005440/



アジアの最強クラブを決めるAFCチャンピオンズリーグ2015はグループステージ第1節2日目の2月25日、昨シーズンJ1リーグ2位の浦和レッズと同3位の鹿島アントラーズが登場しましたが、ホームで初戦を迎えたHグループの鹿島は昨年大会覇者のウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)に1-3で敗れ、Gグループでアウェイに乗り込んだ浦和は水原三星ブルーウィングス(韓国)に1-2で逆転負けし、苦しいスタートになりました。

ACL出場通算6回目の鹿島は、序盤からスルーパスやサイド攻撃などで積極的にしかけ、7分にはMF遠藤康選手のFKにMFカイオ選手が合わせますが、相手GKに阻止されます。

その後もスルーパスやサイドからの低いクロスボールなどで相手バックラインの裏のスペースを狙う込みを続け、29分にはFW高崎寛之選手が左からペナルティエリアに攻め込んで右足を振り抜きますが、相手GKディーン・ブザニス選手に止められます。前半終了間際には、DF山本修斗選手がゴール前へ顔を出してゴールを狙いますが、ボールは枠の外へ流れました。



後半早々、ウェスタン・シドニーは今年1月に加入した元川崎フロンターレDF田中裕介選手が右からのシュートで鹿島ゴールを脅かします。

昨年のACL王者はこの日、左サイドから切り込むプレーで何度か鹿島DF陣にプレッシャーをかけていましたが、54分、オーストラリア代表FWトミー・ユリッチ選手が左から切り込んでゴール前へパスを送ります。これがクリアを試みた鹿島DFに当たってゴールへ入り、先制点になりました。

追いかける鹿島は65分にベテランMF本山雅志選手を交代で送り出し、攻撃の活性化を図ります。そして68分、カイオ選手が右サイドからペナルティエリアに攻め込んでゴール前へ折り返しのパスを送ると、MF土居聖真選手が右足のボレーで合わせてゴールネットを揺らし、同点にしました。

さらに鹿島は5分後、高崎選手がスルーパスに反応してシュートを放ちますが、枠を捉えることができません。その後も交代出場のFW赤崎秀平選手らが相手DFの裏を狙って動き、チャンスを探します。



84分にはDF西大伍選手が強烈なミドルを放ちますが、これはGKブザニス選手に阻止され、続くCKにDF昌子源選手が頭で合わせましたが、これもブザニスに押さえられて追加点を奪えません。

現在シーズン中のウェスタン・シドニーは、トニー・ポポヴィッチ監督が昨年のACL準々決勝での言動を受けて2試合ベンチ入り停止中でしたが、今年1月に広島から加入したMF髙萩洋次郎選手が攻撃を牽引し、残り10分でポジションを守備的MFからトップ下へ上げて決定機を生み出します。

86分、髙萩選手は左サイドからドリブルで中へ切り込んでFWマーク・ブリッジ選手にボールを預けると、鹿島DFのマークを受けながらゴール前へ詰め、ブリッジからのパスを右足でゴールに流し込みました。

なお、13年大会決勝の再演となったHグループのもう一つの試合では、同年大会覇者の広州恒大(中国)がFCソウル(韓国)を1-0で退けて、白星スタートを切りました。

さらに後半アディショナルタイムには、鹿島の最終ラインから出たパスを奪ったブリッジが髙萩選手とワン・ツー。ゴール前へ顔を出すと、そのまま右足で追加点を叩き込みました。

一方、2年ぶり出場で2007年大会以来の優勝を目指す浦和は、水原の攻撃に押される展開でしたが、前半終了間際にDF森脇良太選手が左からのクロスに右足を振り抜いて先制します。

しかし後半、反撃に出た水原に56分にDFオ・ボムソク選手のゴールで同点にされると、試合終了間際、浦和DFにマークされながらもファーポストへ詰めたソ・ジョンジン選手が右FKからのクロスに合わせて逆転しました。

Gグループのもう一試合、ブリスベン・ロアー(オーストラリア)対北京国安(中国)戦は、北京が敵地で1-0で勝利しました。

グループステージ第2節は3月3‐4日に行われ、浦和はホームでブリスベン・ロアー(オーストラリア)、鹿島はアウェイでFCソウル(韓国)と対戦。ガンバ大阪も敵地で城南FC(韓国)と戦い、柏レイソルはホームにビン・ズオン(ベトナム)を迎えます。

各グループ上位2チームがノックアウトステージへ進出。決勝は11月7日、21日に開催される予定で、グループステージから準決勝までは東西地域に分かれて行われます。
監督・選手コメント

トニーニョ・セレーゾ監督(鹿島アントラーズ)
60年間サッカー界にいるが、いまだにサッカーには驚かされます。試合内容が良くても3-1で負けることもあるということです。特に前半の出来は、観ていた人々が思っていたよりもよかったのではないでしょうか。ただ、それを後半も続けてできませんでした。そこが課題です。選手たちは魂を込めて自分たちのサッカーを表現してくれました。ホームで有利な試合に勝てなかったことは痛いですが、まだグループステージ突破の可能性は十分あります。下を向く必要はありません。失敗は失敗した本人がよく分かっていると思います。チーム力を一つにして、チーム全体で修正点に取り組んでいくことが大事です。

MF 土居聖真 選手(鹿島アントラーズ)
前半から気持ちを込めてプレーして、ファンもスタッフも出ている選手もベンチの選手もみんなで戦い続けたのは良かったと思います。でも前半だけでなく、90分通してやらないと勝てません。失点してバタついてしまい、点を獲りに行かなくては行けなかったのでバランスが崩れてしまいました。どんな状況でも対応できなくてはなりません。下を向いていても仕方ないので、切り替えて、悪いところを修正して、良いところは続けていきたいです。

イアン・クルーク コーチ(ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ)
非常に厳しい試合でした。素晴らしい業績のある鹿島のホームに来てACLタイトル防衛を良い結果で始められるというのは、とても素晴らしいことです。強みをいくつも持つ鹿島に対してボールを保持して試合を支配するのはとても難しいことですが、我々は今日、とにかく自分たちのプレーに集中しようと努めていました。残り10分でMFジェイソン・トリフィロ選手を入れて髙萩選手をトップ下に上げたのも、ポゼッションをもう少し上げようという狙いで、髙萩選手の得点を期待したからですが、髙萩選手はとても良い仕事をしてくれました。我々は今季Aリーグで良い試合をしながらも結果がついてきていませんでしたが、この勝利が選手とチームの自信につながると思います。

MF 髙萩洋次郎 選手(ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ)
チームとしてアウェイの試合を勝利できて、大きな勝ち点3だと思います。特にこの大会最初の試合で勝てたことは、すごく次へつながる1勝だと思います。試合残り10分でポジションを1つ上がった時には、Aリーグでいつもやっているポジションですし、特に具体的な指示はありませんでした。FWと中盤の間でしっかり受けて、つなぎ役と決定的な仕事をするのが役目ですが、それをこなせたと思います。

◆豊川選手、植田選手、伊東選手 U-22日本代表予備登録メンバー選出のお知らせ(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/team_info/47740



本日、「AFC U-23アジア選手権2016予選(リオデジャネイロオリンピック1次予選)」のU-22日本代表予備登録メンバー50名が発表されました。

鹿島アントラーズからは、豊川選手、植田選手、伊東選手が選出されました。

詳細はこちら(日本サッカー協会公式サイト)をご覧ください。

2015年2月26日木曜日

◆内田 右足負傷でドルト戦欠場も…28日「ルールダービー」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/02/26/kiji/K20150226009873910.html



 左太腿と左膝を痛めているシャルケのDF内田が28日のドルトムントとの「ルールダービー」も欠場する可能性が出てきた。

 24日の地元紙レビアシュポルトが報じたもので、21日のブレーメン戦を欠場した内田は23、24日と練習を欠席。チームはケガ人続出のため下部組織から選手を呼んで紅白戦を行った。今季はMF香川が所属するドルトムントと9月27日にホームで対戦し、内田はフル出場で勝利に貢献した。

◆【ACL】鹿島、痛い黒星発進(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20150225-OHT1T50111.html



 ◆ACL ▽1次リーグH組 鹿島1―3Wシドニー(25日・カシマスタジアム)

 鹿島が、Wシドニーに新加入した元日本代表MF高萩洋次郎に1ゴール1アシストを許し、本拠地で痛い黒星発進となった。

 0―0で折り返した後半9分に先制を奪われるも、同23分に土居が右足ボレーを決め一時追いつく。しかし同41分、パス回しからエリア中央に走り込んだWシドニーの高萩に右足で合わせられ勝ち越しの2点目を許すと、同ロスタイムにも自陣でパスカットされたボールを高萩がアシストし3点目。1―3で1次リーグ初戦を落とした。

 次戦は3月4日にアウエーでFCソウル戦に挑む。1次リーグは32チームが8組に分かれ、各組上位2チームが決勝トーナメントに進む。

 鹿島・セレーゾ監督「すごく良く試合が運べていた。ゴール前にたどりつけた回数は多く、シュートもしっかりしていた。DFラインで2つのパスミスをしてしまった。そこがサッカーの難しいところ」

◆鹿島は高萩弾に沈む…ホームで前回王者W・シドニーに敗れ黒星発進(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?157794-157794-fl



[2.25 ACLグループリーグ第1節 鹿島1-3ウェスタン・シドニー カシマ]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は25日、グループリーグ第1戦を行い、カシマスタジアムではH組の鹿島アントラーズがホームで前回王者のウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)と対戦し、1-3で敗れた。後半9分に先制を許すと、同23分にMF土居聖真のゴールで追いついたが、ウェスタン・シドニーは後半41分にMF高萩洋次郎が決勝点。鹿島は後半アディショナルタイムにも3失点目を喫し、ホームでの初戦を落とした。

 今季公式戦初戦となる鹿島は徳島から完全移籍で獲得したFW高崎寛之が1トップで先発。2列目は右からMF遠藤康、土居、MFカイオと並び、MF柴崎岳とMF小笠原満男がダブルボランチを組んだ。
 一方、すでにシーズン中のウェスタン・シドニーだが、今季のオーストラリア・Aリーグでは18節終了時点で暫定最下位。消化試合が2試合少ないながら、16試合を終えて1勝5分10敗と低迷している。1月に加入した高萩はダブルボランチの一角、DF田中裕介は右サイドバックでそろって先発した。[スタメン&布陣はコチラ]

 立ち上がりはウェスタン・シドニーにボールを保持される時間もあったが、鹿島守備陣も体を張って決定的な形はつくらせない。逆に縦に速い攻撃で相手ゴールへ迫り、前半23分には柴崎の大きなサイドチェンジから右サイドを駆け上がったDF西大伍がゴール前にクロス。高崎が飛び込んだが、シュートは打ち切れなかった。

 徐々にペースを握る鹿島は前半29分、カイオのスルーパスに抜け出した高崎が左足でシュートを放つが、GKがセーブ。ウェスタン・シドニーも同38分に左クロスのセカンドボールを拾った田中がゴールライン際までえぐってシュート性のクロスを入れたが、GK曽ヶ端準がパンチングで弾いた。鹿島は前半アディショナルタイム、相手GKとDFの連係ミスからこぼれ球をDF山本脩斗が奪い、GKの戻り切れていないゴールに向かって右足でシュートを打ったが、枠を捉えられなかった。

 0-0で折り返した後半9分に試合は動く。ウェスタン・シドニーは田中が右サイドからロングスローを入れると、ニアでFWトミ・ユリッチがそらしたボールをFWマーク・ブリッジが右足でボレーシュート。ゴール前でクリアしようとしたDF昌子源が伸ばした右足に当たったボールは角度を変えてゴールネットを揺らし、オウンゴールで先制した。

 反撃に出たい鹿島だが、後半17分、小笠原の浮き球のパスに反応した柴崎のトラップは大きくなり、相手にクリアされる。同20分には遠藤に代えてMF本山雅志を投入。すると後半23分、高い位置からプレッシャーをかけ、カイオがボールを奪うと、ドリブルで右サイドのゴールライン際までえぐってゴール前に折り返し、土居が右足ボレーで合わせてゴールネットを揺らした。

 1-1の同点に追いつき、一気に逆転ゴールを目指す鹿島。後半28分には相手のバックパスが高崎に渡り、そのままフィニッシュまで持ち込んだが、シュートは大きく枠を外れる。同31分、高崎に代わってFW赤崎秀平が1トップに入った。ウェスタン・シドニーにミスが目立ち始めたこともあり、その後もチャンスを迎える鹿島だが、ラストパスがかみ合わず、2点目を奪えない。後半36分には土居に代えてMF中村充孝を投入し、最後のカードを切った。

 するとウェスタン・シドニーは後半41分、高萩が左サイドからドリブルで中に切れ込み、マイナスに戻したボールをブリッジがシュート。これをゴール前の高萩が右足でコースを変え、ゴールに流し込んだ。高萩の位置がオフサイドラインぎりぎりだったため、鹿島の選手は猛抗議するが、判定は変わらない。ウェスタン・シドニーは後半アディショナルタイムに昌子のパスミスを奪い、高萩のラストパスを受けたブリッジの右足ミドルでダメ押し。3-1で勝利をおさめ、敵地で白星発進した。

(取材・文 西山紘平)

◆アジアであちゃ~JAPAN勢、鹿島も敗れ暗い船出/ACL(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150226/jle15022605030001-n1.html



 アジア・チャンピオンズリーグ1次リーグ第1節(25日、カシマスタジアムほか)H組の鹿島は、ホームで前回覇者のウェスタンシドニー(豪州)に1-3で敗れた。8年ぶりのアジア王者を目指すG組の浦和も、敵地で水原(韓国)に1-2で逆転負け。前日24日は柏が引き分け、G大阪が敗れており、日本勢全4チームが初戦で勝てなかった。1次リーグは32チームが8組に分かれ、各組上位2チームが決勝トーナメントに進むが、Jクラブは暗い船出となった。



 完敗だった。鹿島はホームに前回王者を迎えた今季初戦で、大量3失点の痛すぎる黒星発進。先制点を献上した日本代表DF昌子は帽子を目深にかぶり、うつむきながら声を絞り出した。

 「本当に申し訳ない。試合を壊してしまった」

 後半9分、相手シュートが昌子の右足に当たって失点。同23分にMF土居が同点としたが、同41分に勝ち越され、終了目前にも得点を許して万事休す。相手は豪州でリーグ戦最下位と絶不調。長身ぞろいの相手に鹿島はスピードで主導権は握ったが、連発したミスが失点に直結。自滅だった。

 国内最多16冠の鹿島にとってACLは最後のビッグタイトル。日本代表MF柴崎は「チームとしては特別な思いがある」と燃えていたが、アジアの壁にはね返された。J1川崎からウェスタンシドニーに新加入したDF田中裕介は「技術は鹿島の方が上。でも球際の強さやゴールにボールを入れるというサッカーの本質では、こちらの方が上だった」と指摘した。



 ボールを支配しながら得点できず、相手に少ない好機を決められるのは日本のクラブ、と同時に代表に突きつけられた共通の課題だ。この日、鹿島はシュート12本で1得点。逆に相手は4本で3得点。負け方には既視感が漂う。

 浦和も負け、日本勢4クラブの今大会初戦は1分け3敗と厳しい結果。日本協会の原博実専務理事やJリーグの中西大介理事が視察したが、「残念」と声をそろえた。

 Jクラブは2008年のG大阪の優勝を最後に、6年連続決勝進出なし。Jリーグは支援の強化に乗り出しているが、特効薬は見つかっていない。特に中国や韓国などのクラブは敵対心をむき出しにしてくる。突き返してゴールを奪う強さがなければ、アジアで勝ち抜けない。 (伊藤昇)

アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)

 32クラブが出場し、アジアのクラブ王者を決める大会。優勝チームは賞金150万ドル(約1億7900万円)とクラブW杯出場権を得る。1次リーグは8組に分かれ、各組2位までが決勝トーナメントへ。全戦ホーム&アウェー方式で決勝は11月7、21日。

◆鹿島、土居が同点弾も…ホームで前回覇者に敗れる/ACL(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150225/jle15022521150008-n1.html



 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は25日、各地で1次リーグ第1戦が行われ、H組の鹿島はホームのカシマスタジアムで前回覇者のウェスタンシドニー(オーストラリア)に1-3で敗れた。1点を追う後半に土居のゴールで追い付いたが、終盤に今季ウェスタンシドニー入りした高萩らにゴールを奪われた。

 1次リーグは32チームが8組に分かれ、各組上位2チームが決勝トーナメントに進む。(共同)

鹿島・セレーゾ監督の話「前半は出来が良かったが、後半に持続できなかったのが課題だ。誰かを責めるべきではない」

◆オウンゴールに痛恨パスミス…昌子「自分が試合を壊した」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?157801-157801-fl



[2.25 ACLグループリーグ第1節 鹿島1-3ウェスタン・シドニー カシマ]

 深々と帽子をかぶり、うつむきながらミックスゾーンに姿を見せた。鹿島アントラーズのDF昌子源は「試合については語りたくない。自分に言えるのは『申し訳ない』ということだけ」と言葉を絞り出した。

 後半9分、FWマーク・ブリッジのシュートに右足を伸ばしたが、クリアし切れず、オウンゴールで先制を許した。1-1の後半41分に勝ち越しゴールを決められると、後半アディショナルタイムには自陣ゴール前で自分のパスミスを奪われ、3失点目。「完全に自分が試合を壊した」とうなだれた。

 試合後、ゴール裏のサポーター席へ挨拶に行くと、「DFラインはお前に任せているんだぞ。しょうもない試合をするな!」という厳しいゲキを受けた。「そのとおりだなと胸に響いた。そう言ってくれるサポーターに感謝したいし、こんなことを言ってくれるのは鹿島のサポーターだけだと思う。次の試合でその声に応えたい」。ファンの叱咤に感謝し、汚名返上のプレーを誓った。

(取材・文 西山紘平)

◆鹿島ホームで完敗…若さ露呈3失点、OG昌子「試合壊した」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/02/26/kiji/K20150226009873990.html

ACL1次リーグH組 鹿島1―3ウェスタン・シドニー (2月25日 カシマ)



 痛恨の黒星開幕だ。昨季アジア王者が相手とはいえ、鹿島は本拠地で1―3の完敗。試合後、サポーターからは容赦ない罵声を浴びせられた。

 「申し訳ない。自分が試合を壊してしまった。サポーターの声は“その通りだな”と響いた」。うなだれたのは、いつもは前向きな22歳の日本代表DF昌子だった。後半9分にはゴール前の混戦からオウンゴールで先制点を与えた。1点を追う終了間際にもパスミスをしてしまい、ダメ押し点を許してしまった。

 もう一人の日本代表戦士も“若さ”を露呈してしまった。アジア杯に追加招集されたDF植田は同点の後半41分にDFラインを崩してしまい、オフサイドを取れず決勝点を許す一因になった。トニーニョ・セレーゾ監督は「若い選手がたくさんいる。誰かを責めたり、誰かがいけないという時期ではない。失敗は本人が一番よく分かっている」と22歳と20歳のセンターバックコンビをかばい精神的ケアに努めた。

 「まだ突破できない状況ではない。強いスピリットを持って、1次リーグ突破へ向かいたい」と指揮官。次戦の敵地FCソウル戦は勝ち点3だけを狙う。

◆鹿島本格始動 ACL初戦は1-3(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14248745935713



サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は25日、各地で1次リーグ第1戦を行い、H組の鹿島はカシマスタジアムで前回王者のウェスタンシドニー(オーストラリア)に1-3で敗れた。 

ACL開幕で本県にも本格的にサッカーシーズンが到来。鹿島は第2戦を韓国・ソウルでFCソウルと対戦する。Jリーグ1部は今季から2ステージ制とポストシーズンを導入。第1ステージは3月7日に開幕し、6月27日まで行われる。鹿島は3月8日、静岡・IAIスタジアム日本平で清水との初戦を迎える。

◆AFCチャンピオンズリーグ2015 グループステージ 第1節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51523

AFCチャンピオンズリーグ2015 グループステージ 第1節 vsウェスタン・シドニー・ワンダラーズ

土居が同点弾も、ホームで3失点。鹿島、4年ぶりのACLは黒星スタート。

4年ぶりとなるアジアでの戦いが、ついに始まった。AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節で、鹿島がウェスタン・シドニー・ワンダラーズとホームで対戦。前回王者を相手にスコアレスで迎えた後半、先制を許した後に土居のゴールで一時は追いついたものの、その後に2失点を喫して1-3で敗れた。



プレシーズンマッチで3連勝を果たし、選手たちは満を持してACL初戦に臨んだ。熾烈を極めるポジション争いの中、トニーニョ セレーゾ監督は最終ラインに西と昌子、植田、山本の4人を起用。中盤では小笠原と柴崎がボランチに入り、2列目には遠藤と土居、そしてカイオが名を連ねた。プレシーズンマッチで出場がなかった植田とカイオが先発に指名され、1トップには高崎、最後尾には曽ヶ端が立ちはだかった。





2月の夜らしく厳しい冷え込みの中、カシマスタジアムでキックオフの笛が鳴った。サポーターの声援を背に、鹿島は立ち上がりから積極的に攻勢をかけていく。まずは3分、ペナルティーエリア左手前での競り合いから柴崎がセカンドボールを拾い、横で待っていた土居にパス。土居は右側に流れながらバウンドするボールに合わせ、思い切りよくダイレクトボレーを放ったが、強烈なシュートは惜しくも枠の右へ外れた。

「どこが相手でも勝つだけ」と語っていた土居の決意にみなぎるシュートで勢いに乗った鹿島は7分、右サイドのFKを小笠原が蹴り込むと、低い軌道のボールに高崎が反応して背後へ逸らす。ペナルティーエリア中央へ走り込んでいた昌子が身体ごと押し込もうとしたが、シュートはゴールライン上ぎりぎりのところで相手GKにセーブされてしまった。







10分以降は一進一退の展開となり、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズにゴール前への進入を許す時間帯もあったが、鹿島の選手たちは大柄な相手に対して身体を張った守備で応戦し、均衡を破らせない。ボールをキープされても集中力を切らさず、サイドのスペースを突いたカウンターでチャンスを作って押し込んでいった。





26分には、小笠原と柴崎を起点に縦へ速い攻撃を見せ、右サイドの背後へ抜け出した遠藤が中央へ折り返すと、最後は高崎が飛び込んだものの、相手にクリアされてしまった。さらに29分には、中盤左サイドで縦へと突破したカイオがスルーパスを出し、高崎が反応してペナルティーエリア内へ。角度のないところから左足を振り抜いたが、相手GKにセーブされてしまった。



そして前半最大の決定機は45分、ペナルティーエリア内で相手DFとGKの連係ミスを突き、こぼれ球を拾った山本がGK不在のゴールへシュートを放ったものの、枠の左へ外れてしまった。前半はスコアレスで終了した。






チャンスを作りながらも均衡を破れず、迎えた後半。鹿島は前半同様、立ち上がりから攻勢をかけた。しかし、先制点はウェスタン・シドニー・ワンダラーズのものだった。54分、左サイドからのロングスローでゴール前での混戦状態を作られ、最後はクリアを試みた昌子が触れたボールが無情にもゴールへ吸い込まれてしまった。





思わぬ形で先制を許した鹿島は、セレーゾ監督が65分に本山を投入して反撃の合図を送る。そして、この交代によって右サイドにポジションを移したカイオから、待望の同点弾が生まれた。68分、右サイド深くでフィジカルの強さを見せ、相手のマークを振り切ったカイオが狙いすましたクロスを送ると、最後は土居が強烈なボレーを突き刺した。



同点弾を決めた土居は、直後にボールを拾いに行き、逆転への意志を示した。鹿島は勢いに乗ってサイド攻撃を仕掛け、カイオを中心にチャンスを演出していく。しかし、次の1点を奪えないまま試合は終盤へ。セレーゾ監督は76分に赤崎、81分に中村を投入して、逆転弾への希望を託した。







しかし86分、右サイド深くへ進入を許すと、最後は中央での縦パスから高萩に押し込まれて勝ち越されてしまう。さらに後半アディショナルタイムには、自陣でのボールロストから3失点目を喫した。










鹿島は1-3でウェスタン・シドニー・ワンダラーズに敗れ、ACL黒星スタートとなった。ホームで厳しい結果に終わり、一歩目を踏み出すことはできなかった。次戦は1週間後、3月4日のグループステージ第2節FCソウル戦となる。アウェイでの戦いとなるが、初戦を落とした以上、勝ち点3を奪いに行かなければならない。今日味わった悔しさをバネに、チーム全員で這い上がるしかない。



【この試合のトピックス】
・ACLの試合をカシマスタジアムで開催したのは、2010年5月12日の決勝トーナメント1回戦、浦項スティーラーズ戦以来、1750日ぶり。
・ACLのグループステージ初戦で黒星を喫したのは2009年以来、2回目。前回はアウェイで水原三星に1-4で敗れたが、その後に4勝1分と持ち直して決勝トーナメント進出を決めている。
・ACLでオーストラリアのクラブと対戦したのは今回で5回目。今日の敗戦で、戦績は2勝1分2敗となった。2008年に対戦したアデレード・ユナイテッドとは1分1敗、2011年に対戦したシドニーFCには2勝を挙げている。
・先発11名のうち、半数以上となる、植田、昌子、山本、土居、カイオ、高崎の6選手がACL初出場だった。また、途中出場の中村もACLで初めてピッチに立った。


監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ


ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ:(代行)イアン クルーク


[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・私は60年間、サッカーの世界で過ごしているが、いつもサッカーの試合には驚かされる。いくら内容が良くても、1-3というスコアで負けてしまうこともある。正直、1-3というスコアを見てコメントしてほしいと言われても、私から言えることはあまりない。なぜなら、みんなが魂を込めて、自分たちのサッカーをしっかりと表現してくれていたから。しかし、サッカーの難しいところは、いくら良い試合運びをしていても、負けてしまうことがある。次から次へと過密日程が待っているので、現実を受け止めて試合をこなしていかなくてはいけない。1つの試合に負けたからといって、下を向くわけにはいかない。良いサッカーをしていたわけだから、次の試合でもしっかりやるだけ。
・今日はホームゲームということでたくさんのサポーターが駆けつけてくれた。勝利という結果を届けることができず、とても残念で、申し訳なく思う。
・今日の前半に関しては、私たちのサッカーの出来が想像していたよりも良く、皆さんも少し驚かれたのではないかと思う。後半に同じサッカーを持続して出来なかった、今後の課題。ポゼッション、ボックス内でのシュートの回数などはすべて相手より上回っていたはず。修正するところは修正して、次の試合に向けてしっかり準備していきたい。
・今は試合直後で、体の中のアドレナリンが出ていて、熱さが残っている状態なので試合の内容を語ることはできない。冷静に判断できる状態になったときに、しっかり分析して評価したいと思う。次の試合まで1週間あるので、有効に使っていきたい。まだ公式戦が始まって1試合目。チームは結束力が高く、1つにまとまっているので、誰かについて評価するよりも全体で改善していくことを考えなくてはいけない。若いチームだが、自分で犯した失敗は自分が一番よくわかっているはず。言うべき時がきたら一つ一つ課題を伝えていきたいと思う。まだACLのグループステージが突破できなくなったわけではない。サッカーの基本的な哲学である、戦う気持ち、強いスピリットを持って、次の試合を戦っていきたい。

ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ:(代行)イアン クルーク
・非常にタフな試合だったが、タイトルを守るという意味ではとても良いスタートをきることができた。結果には非常に満足している。
・アントラーズは素晴らしい歴史を積み上げてきたクラブ。今日は我々の強さ、良さを出すことができたことが大きかった。私たちはいつも通りのプレーができたが、アントラーズはそうではなかったのではないかと思う。
・もう少しポゼッションを上げたいという意図があって、残り10分のところで選手交代をした。高萩選手は自動的にひとつ前のポジションに上がってプレーをすることで、もう3点ぐらい取ってくれるのではないかと期待していた。彼はそれに値するぐらいの良い仕事をしてくれたと思う。
・今日の試合は良い結果だった。これまでも良いプレーをしていたと思うが、時には勝利というものが自分たちの自信に繋がる。今週末に控えているシドニーFCとの大きな大きなダービーマッチへ、良い状態で繋げていきたい。


選手コメント

[試合後]

【本山 雅志】
0-1で負けている状態で入ったから、どうにかして追いついて逆転することを考えていた。ホームだから勝ちに行っていた。1点を取ってから前掛かりになるのは仕方ない面もあるけど、チャンスも多く作っていたから残念。追いついたところまでは良かったし、リスクを負わずにやっていこうと思っていたけど、カウンターからやられてしまった。アウェイで勝ちに行く状況になる。しっかり調整して、次は絶対に勝たないと。

【遠藤 康】
結果は結果なので、次の試合に切り替えてやるしかない。前半にチャンスを多く作った中で点を取れないと、後ろの選手も厳しくなってしまう。セットプレーは相手の得意な形だし、そういうプレーをやらせないように、という話もしていたけど、このような結果になってしまった。切り替えてやるしかない。ミスをチーム全体でカバーしなければいけないし、それがサッカーだと思う。切り替えの部分をもっと早くしないといけない。

【高崎 寛之】
前半からチャンスはあって、それを決めきれなかった自分のせいでもある。しっかりチャンスをモノにしないと、厳しい試合になってしまう。そこをしっかり反省して、次に生かさないといけない。試合を支配したのは自分たちで、うまくサイドを変えながら攻撃できたと思う。最後のフィニッシュの部分が課題だと思うから、そこを改善すればもっと楽な試合になると思う。もう少し攻撃のバリエーションも増やせたらいいし、真ん中にボールが入らない場面もあったので、そこでもっとボールを引き出せればサイドが空くだろうから、そういう面をやっていきたい。次、頑張ります。

昌子選手、土居選手のコメントは、アントラーズモバイルをご覧ください。

2015年2月25日水曜日

◆シャルケ内田が練習欠席…香川所属ドルトとのダービー戦出場は微妙に(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20150224/284392.html


CLレアル戦でフル出場したシャルケDF内田篤人 [写真]=VI-Images via Getty Images


 シャルケに所属する日本代表DF内田篤人が23日に行われた練習を欠席したと、ドイツ誌『キッカー』が24日に報じた。

 内田は、18日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦ファーストレグのレアル・マドリード戦でフル出場していたが、21日のブンデスリーガ第22節のブレーメン戦を欠場。クラブは内田が太ももとひざを負傷していると発表していた。

 シャルケは28日に行われるリーグ戦第23節で、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントとの“ルール・ダービー”を控えている。同誌は、ドイツ人のGKファビアン・ギーファーとDFヤン・キルヒホフ、そして内田が練習を欠席したため、同試合への出場が微妙な状況だと伝えている。

 なお、クラブ公式サイトは、ブレーメン戦で負傷交代となったカメルーン代表DFジョエル・マティプが太ももの肉離れで約2週間の離脱と発表している。

 その一方で、レッドカードによる出場停止処分でリーグ戦4試合を欠場し、CLレアル戦で負傷交代したオランダ代表FWクラース・ヤン・フンテラールが練習に復帰。さらに、長期離脱をしていたドイツ代表MFレオン・ゴレツカとボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表DFセアド・コラシナツも練習に参加しフルメニューを消化している。

◆ACLの日本勢4クラブの試合、日テレとスカパーが全試合生中継(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/acl/20150224/284594.html


プレスカンファレンスに出席したACLに出場する4チームの代表と村井チェアマン [写真]=兼子愼一郎


 日本テレビ放送網株式会社とスカパーJSAT株式会社が、アジアチャンピオンズリーグ2015で日本から出場する全4クラブの全試合を、生中継することを発表した。

 アジアのクラブ王者を決める同大会には、今季は日本からガンバ大阪と浦和レッズ、鹿島アントラーズ、柏レイソルが出場。11月中旬に決勝が行われ、優勝クラブはアジア代表としてFIFAクラブ・ワールドカップに出場する。

 日本勢4クラブの試合は、「日テレジータス」と「日テレプラス」、「スカチャン」で全試合生中継。G大阪のグループリーグ初戦となる24日に行われる中国の広州富力との一戦は日テレジータス、同日に行われる柏の初戦である韓国の全北との試合は日テレプラスが生中継する。

 また、25日に行われる鹿島とオーストラリアのウェスタン・シドニー・ワンダラーズの一戦は日テレプラス、同日の浦和と韓国の水原の試合は日テレジータスが放送する。

◆柴崎“飛び道具”でアジア王者撃破をイメージ(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/02/25/kiji/K20150225009867850.html

ACL1次リーグH組 鹿島―ウェスタン・シドニー (2月25日 カシマ)



 鹿島の日本代表MF柴崎がプロ入り初のFK弾で開幕星を飾る。

 今季公式戦初戦となる25日のACLウェスタン・シドニー戦(カシマ)を控え、スタジアムで最終調整。昨季途中からFKキッカー役を志願し、今オフはトニーニョ・セレーゾ監督から居残りでFK指導されてきた司令塔は「こう着する中で、セットプレーはそれを打破するチャンス。FKやCKで今季は得点を増やしていきたい」と“飛び道具”で昨季アジア王者を沈めるイメージを膨らませた。「チームの中心であることを最大限に自覚して、周囲の期待を上回るパフォーマンスを見せたい」と力を込めた

◆鹿島・柴崎、5年目の自覚!「昨季までと立ち位置違う」/ACL(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150225/jle15022505000002-n1.html

 鹿島は24日、ウェスタンシドニー戦を翌日に控え、日本代表MF柴崎が決意を口にした。「(プロ入り)5年目なので、昨季までと立ち位置は違う。チームの中心であることを最大限に自覚してプレーしたい」。この日は会場で冒頭15分以外は非公開で調整。代表でも存在感を見せつつある攻守の要が、ACLの舞台で輝く。 (カシマ)

◆鹿島柴崎、昌子ACL初戦「勝ち取りに」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1438610.html

 鹿島が24日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグ初戦のウエスタンシドニー(オーストラリア)戦に向けた公式練習を茨城県立カシマサッカースタジアムで行った。

 1時間ほどミーティングした後、公開された冒頭15分ではボール回しなどで調整した。

 日本代表MF柴崎岳(22)は入団以来2度目のACLに気合十分。「ホームですし、今季初の試合で勝ちを取りにいきたい。戦術や技術より気持ちが大切」と話した。

 同じく日本代表のDF昌子源(22)も「勝てばACLも(3月開幕の)Jリーグも波に乗れると思う。でかくて技術もある選手がいる印象だけど、失点したとしても1点に抑えたい」と宣言した。

◆鹿島監督「準備したい」25日Wシドニー戦(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1438707.html



 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で1次リーグH組の鹿島は25日、茨城県鹿嶋市のカシマスタジアムで昨季王者のウエスタンシドニー(オーストラリア)と対戦する。

 24日は両チームが試合会場で公式練習と記者会見に臨み、鹿島のセレーゾ監督は「ACLに出場できる喜びを持って準備したい」と語った。

 ウェスタンシドニーに加入したMF高萩は「マッチアップしそうな(柴崎)岳や(小笠原)満男さんを注意しないといけない」と警戒した。

◆鹿島、気合十分 ACL初戦(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14247879327171

柴崎「勝ち取りにいく」



サッカーのアジアクラブ王者を決めるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は25日、各地で1次リーグ第1戦を行う。悲願の初優勝を狙うH組の鹿島は、本拠地のカシマスタジアムで前回王者のウェスタンシドニー(オーストラリア)と対戦する。キックオフは午後7時。

鹿島は左膝のけがで長期離脱中のダビ以外、目立ったけが人はおらず、ほぼ万全な状態で臨む。23日は非公開練習だったが、24日は1時間程度体を動かして練習を終えるなど、準備は整ったようだ。守備的MFで先発が濃厚な柴崎は「今シーズン最初の試合。しっかり勝利を勝ち取りにいく」と気合十分だ。

ホーム戦となる鹿島は攻めの姿勢を貫きたい。けがをしていたカイオも間に合い、攻撃陣の駒はそろった。布陣は昨季から採用する4-5-1を継続。素早い攻守の切り替えから得点を狙う。

ウェスタンシドニーはアジア・カップで優勝したオーストラリア代表選手が2人おり、ACL対策で日本人の高萩と田中を補強している。守備の中心を担う昌子は「高さがあり攻撃がすごい。大事になるのは自分のポジション。我慢強くやりたい」と守り抜く構えだ。

4年前は1試合の出場にとどまったが、今回は主力として臨む柴崎は「(優勝は)簡単ではない。チームの中心ということを最大限自覚し、チームのためにプレーする」と活躍を誓った。 (藤崎徹)

◆ACL特集 ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦前日トレーニング(公式練習&公式記者会見)(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/fanzone/reports/match/47711

AFCチャンピオンズリーグ2015 グループステージ第1節ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦を明日に控え、選手たちは午前中にカシマスタジアムで公式練習を行いました。冒頭15分間のみがメディアに公開されています。





ドリブルでステップを確かめる西選手





選手たちを見守るセレーゾ監督とマリオコーチ



また、午後には公式記者会見が開催され、トニーニョ セレーゾ監督と土居選手が出席しました。


セレーゾ監督:
ACLに出るにあたっては、J1で3位以内に入らなければいけないわけで、そうでなければ出場権を得られない。誰でも出場できる大会ではないということだ。しっかりと国内で結果を残すことで出場権を得られる大会なので、どのクラブにとっても貴重なのではないかと思う。日本のクラブを代表して海外のクラブと対戦するわけだから、しっかりとプライドを持ってピッチに立ちたい。選手たちと我々は、ACLに出場できることを喜んでいる。今後のサッカーキャリアにおいても非常に貴重な体験になると思う。全く異なる環境で試合をするわけで、今までに味わうことのない雰囲気でプレーすることになるので、それがどれだけ選手にとってプラスになるのか。経験の上でも重要な試合になることは間違いない。この大会で最も重要なことは、ホームゲームを落とさないこと。それだけ、アウェイでは試合の環境が変わってくる。自分たちのホームで必ず勝つことが最低条件だと思う。そうすればアウェイに行った時は、その時の順位表や他会場の結果にもよるが、うまくゲームマネージメントをすることができると思う。普段、対戦しているわけではない海外のクラブと戦うから、相手のことは映像と分析を通して理解しているだけ。90分間、どんな試合になるのかわからないので楽しみにしている。


土居選手:
去年の戦い方をベースにしたうえで、その質をさらに上げて、理解度や熟成度は高まっている。そこに新加入選手の良いところも出せるようにサポートしながらやっていけばいいと思う。周囲からすると「死のグループ」と言われるかもしれないけど、グループステージを突破した後も強豪と対戦することになるので、そこは特に気にしていない。強い相手と対戦できる方が、自分のサッカー人生においても良い財産になると思うし、若い選手が多いチームなので良い経験になると思う。他の選手がどう考えているかはわからないけど、楽しみながら戦っていけると思う。

ウェスタン・シドニー・ワンダラーズからは、トニー ポポヴィッチ監督とニコライ トポースタンリー選手が出席しました。


ポポヴィッチ監督:
昨季の我々のチームのベースは、チームワークと自信を持つこと。それが重要だった。ACLを制するには、14試合に勝つことが必要だ。そのためには14試合を通じて、高い質の試合と自信をピッチ上で表現することが必要となる。ACLを制したことは我々にとって光栄なことであり、非常に満たされる経験だった。しかしそれは全て過去のこと。新しい大会に向かって戦いを始めなければいけない。アントラーズと戦うことになったが、相手には大きなリスペクトを持って臨む。彼らには歴史があり、非常に有能な監督の下で指導を受けたチームだ。こうした強敵を相手に、今大会初のアウェイゲームで何が何でも結果を出すという気持ちで戦いたい。彼らは攻撃面で非常に優れていて、特にホームでの戦いになるとサポーターの後押しもあって、非常に強いと認識している。我々としては、自分たちのサッカーに集中するということで準備を進めてきている。

トポースタンリー選手:
選手の観点から言うと、昨季の我々は何も恐れることなく全ての試合に臨んだ。全ての試合にハートを注ぎ込んで戦った。昨季のチームに特別なスター選手はいなかったが、選手たちは全員が犠牲心を持って戦い、常に100%の気持ちでフィールドに立っていた。キャプテンとして優勝できたのは、非常に誇らしいことだった。ACLを制した初のオーストラリアのクラブとして、今大会も誇りを持って戦いたいと思う。

会見後、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズの選手たちも前日練習を行いました。アントラーズ同様、冒頭15分のみが公開されています。







LEDリボンビジョンにはウェスタン・シドニー・ワンダラーズへのメッセージ

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